礼拝デー

今日は第2日曜なのにメッセージがパスター・ソンだった。
今月お誕生日だそうで、教会から誕生日ケーキを進呈。こっちでは誕生日ケーキやパーティ需要がものすごい高いのだ! パスター・ソン夫妻は私たちがこっちへ来たときに50歳くらいと聞いていたので今は53歳位?かなと思う。

この、日本では見られないようなすごい色彩感覚のケーキにも慣れてきてしまった!

そして今日はスポンサードチャイルドの保護者の方々も来られていて、賑わっていた。が、今の会堂の場所は前より交通の便が悪く、ダウンタウンに住む彼らには遠くなったこともあり先月よりも少なかったように思う。

本日、パスター・ソンのメッセージはマルコ2章1−12節の、中風の男がイエスさまに癒された話しから。4人の男友達が、彼らの友人である中風の男をイエスさまの所へ連れていき、癒やしてもらうようお願いしたことで、この中風の男は癒された、という話。

4人の友人たちは、“イエスさまならば必ずきっと、この長年寝たきりの中風の友人を癒して下さるに違いない!”と確信し、その千載一遇のチャンスに賭けて、中風の友人を担架(みたいなもの)に乗せて連れて来たのだった。中風の男は単に友人たちに運ばれて連れて来られただけだったが、友人たちの信仰通り、イエスさまによって長年の中風の病から瞬時に癒された。

4人の友人たちはその時、イエスさまの居た家もその周囲も人だかりでいっぱいで、病気の友人を運んできたものの、イエスさまに近寄ることすらできなかった。そこで、その家の屋根を壊して、天井から中風の友人をヒモで吊るして室内に下ろし、群衆が押し寄せているイエスさまの目の前に寝かせた。

目的(友人を癒やしてもらうこと)のためには、手段(他人の家の屋根を壊す)を選ばなかったのだ。(ちょっとコントのようだ。その家の持ち主は激怒したかもしれない!)

中風の男は、4人の親友の熱意と信仰のお陰で癒された――、というこの話しから〝私たちは互いに愛し合い、一致協力し合って共に集まり、共に助け合って働いていきましょう。”という呼び掛けのメッセージだった。

それから今日は、賛美リーダーや祈りの奉仕も、大学生−20代の役員メンバーからさらに世代交代をして10代の高校生たちが中心となって行った。世代交代の、その年代自体が若い!日本の教会だと60代→40代でも若手に交代と言ったりするので、20歳ぐらい年代が違う。

こっちでは20代以上の人は仕事などで引っ越したり、短期・長期で留守になることが多いため、やはり地元にずっといる学生たちにしっかりやってもらうことが物理的にも必要なのだ。なんにせよ、自分より若い人にどんどん引き継いで後継者を育てる精神は素晴らしいと思う。