今までで1番高く付いた昼食 〜Tarsier Botanika再び

アロナの手前辺りにある観光庭園"Tarsier Botanika"へ旦那が行こうというので行ってきた。前回、夕方に行ってほとんど何も見れず終わったのでやり直しという目的だった。
あと、今日は観光のお客さんが来られるはずだったのがキャンセルとなったので出掛けようということでもあった。

ここは高そうだぞと分かっていたが、行きたいということだったので口出ししなかった。そしたら本当に驚くほどここのレストランは高かった。フィリピンへ来て1番か2番目に高かったかもしれない。
ここしばらく私が買い物もせず畑のキャッサバやカンコンなどを食べ、外食もせずひたすら質素倹約に励んでいた成果がこの一食で一気に吹き飛んでしまった。

 

アメリカンコーヒーが120ペソ!最安値メニューのパニーニとサンドイッチが各390ペソという日本以上ともいえる驚きの高さ。フィリピン来て100ペソ超えるコーヒー自体見たことがないし、恐ろしいことにランチなのに2人で1,000ペソ超えている。
ちなみに普通の食堂だと2人で100ペソあれば十分なので10倍、また、高めのレストランの2〜3倍くらいの額になっている。

 

昼間、暴風雨だったので海辺のデッキ席は使われず、室内へ。韓国人の団体客と新婚さんっぽいフィリピン人カップルがいた。離れた場所にはフィリピン人の団体客や西洋人カップルも。

またここは、レストラン以前に入場料が1人350ペソという高さ(レストラン利用のみの場合は不要)。着いたとたんに嵐のような雨風となり、スタッフが“雨だけれど大丈夫ですか?”と確認してくれた。全体が300m超の大きな庭園だからだ。

そしてもう一つ、“ここにはターシャはいませんがよろしいですか?”という確認。そうそう、ここにターシャがいるということを観光客の写真などでよく見ていたのだが、ここに居るという気配も感じないしいったい居るのかいないのか、その確認のためもあった。

聞けば、以前はいたけれど現地の方針で今はコレリヤのターシャ保護区へ返したとのことだった。ターシャ見学の場所は以前はたくさんあったが、ターシャを触らせたりする違法なところが増えて、政府なのかボホール州なのか分からないけど規制が厳しくなって閉館したところがいくつも出たようだ。
私たちがこっちにくる少し前の、割と最近の話だと思う。

今は私たちがいつも案内している2軒、コレリヤのターシャ・サンクチュアリ(そこの山全体が保護区となっている)か、ロボックのターシャ保護センターしかやっていないのだろうと思う。でも繊細な絶滅危惧種ターシャのため、そうするのが一番だと思う。

そんなことで、午後は雨は止んだので庭園やミニ動物園、馬乗り場などを見た。ここは広いので食事も入れると2、3時間は必要と思う。蚊が多いので蚊よけスプレーなど何らか持っていた方がいい。
ここでもオーガニックの蚊よけスプレーは売っていたけど480ペソとかですごい高いものだった。

前回も馬はちょっとだけ見たが、ちゃんと見ると10頭以上いて馬舎が立派だった。
馬に乗ることができるが料金確認していない。きっと高そうだ。

 

1頭ずつ名札が張ってあった。名前を呼んでも誰も反応しない。
1頭だけ“僕は噛みます”と書かれている馬がいたが飼育員さんが触ってもおとなしくしていた。普段ヤギばっかり見てるので馬がものすごく大きく感じる。噛まれたら痛そうだが前回、うっかり肘に噛みつかれた。反芻されたらあぶないところだった〜。

 

調教師が馬を走らせたり自分が乗って走ったりしていた。ボホールではその辺にヤギと牛はいっぱいいるが馬はそんなにいないので珍しい。

庭園も広くてミニ動物園も結構いろいろいるが動物は前回いくつか載せたので割愛。
今回、あいにくのお天気だったが全貌が分かったので成果はあった。
屋外を見て周るのにはお天気の日よりも今日のような風のある曇りの日のほうが気持ち良くていい。写真写りは悪くなるけど、こっちでは晴天だと暑くてきびしい。