ぼほるーと調査隊(その2) パングラオのチェック

昨日(22日)に行ったぼほるーと調査隊のその2、パングラオ島の視察結果。

黒い大きい☆印がボホール島と2つの橋でつながっているパングラオ島。リゾートやダイビングポイントはこちらの島に集まっている。外国人居住者もこちらの島に多い。

 

市内から、往路は旧ブリッジを渡った。旧ブリッジは特に損傷なし。ふもとのフィッシュマーケットもやっているし、いつもと変わらない光景。
昨日書いた通り、パングラオ島全域で、家屋・建物の倒壊や大きな損壊、余震を恐れての庭や空き地での仮設テント暮らしもほぼ見当たらない。私たちが通った限りでは壁の小規模な破損を2,3見つけたくらい。この違いはなんだろうと思うほど。

■ヒナグダナン・ケイブ(洞窟)

観光地の一つ、ヒナグダナン・ケイブは損傷はないものの、念のためのチェック中。地震以来クローズしているが早ければ来週くらいに再開するかも?という状況。周囲のお土産屋は開いている。

 

■パングラオ教会

パングラオ島のほぼ先端にある。特に損傷が見られず、広い敷地で仮設テント暮らしをするような人も居ない。ある程度被害のある他の町ならこういう教会内の敷地にテント村ができているものだが……。パングラオ島では余震を恐れている人はいないのか? そもそも被害が少ないからあまり気にしていないのか……。これまでの所、結構こっちの人、余震が余震が〜〜と、余震を恐れているようなことを聞くけれど。

 

■アロナビーチ

一番観光地的なビーチで、外国人(西洋人)率も高い。リゾートやレストラン、お土産屋などが集まっていて夜のほうが賑やか。

 

大きな有名リゾートアロナキューも損壊なく、ビーチも特に変化なし。

アイランドホッピングや観光地の窓口をしているブースもすべて営業している。
どういう営業をしているのか試しに聞いてみた。おおよそ私たちの把握していることと変わりなく、アイランドホッピングやイルカウォッチング等のマリン系アクティビティは通常通りやっている。貸切だと1日(6am〜14時位まで)1500ペソ、相乗りだと1人500ペソ程〜となっている。
また、Bohol Bee Farmも通常営業している。

ボホール島観光についてはコレリヤのターシャ保護区は営業(アロナビーチからだと1000ペソとのこと)、Bilarのナイトサファリも営業中。チョコレートヒルズは?と聞くと、展望台が壊れているので周囲から見ることができるが、迂回路を通らないといけないのでいつも(1000ペソ)のプラス1000ペソと言っていた。依頼があったら行くという姿勢なんだな。これは港のレンタルバンやカーのおじさんも18日か19日から同じような呼び込みをしていたとセブから来た人たちに聞いた。
また、その他の観光地(ロボックリバーやケイブ等)についてもいくつか聞いてみたが、やはりクローズしていると私たちが認識している場所に関しては同じくクローズしていると言っていた。

ビーチでアイランドホッピング等の客引きをしている人にも試しに聞いてみたが、価格は先の観光申し込みブースのようなお店より高く言われる。最初は価格がまちまちのようなので(1日1人800〜1200ペソ)、値切ってみると下げてくれる。今は閑散期だし地震後だしで値引きはしてくれるかと思う。前回来た時は1人300ペソと言っていた。

 

今回、アロナビーチで良かったことが一つだけ。駐車場が広大になっていた。整地はされていないが、前の何倍も大きくなった。数か月前から急に有料になったこともあるし、そもそもが狭すぎたため、これからちゃんと整地もある程度してほしい。ゴロゴロガタガタで大変だから。

■ダウイス教会

帰り、すっかり暗くなってよく分からない画像になってしまったが、これもよくNETで出回っていた大きく破壊されたダウイス教会で、近くで見たらそんなに大きくないせいか、思ったより迫力はなかった。ここも本当にこの教会だけが破損しており、周囲はなんらダメージがない。そのせいか余計さみしく見えた。

すぐ側の町役場、消防署も通常営業しており変わったところがないし、公園では子どもたちが遊んでいる。

 

帰りはニューブリッジのほうを通ってボホール島へ戻った。

こっちも特に大きな損傷はないが、橋の上に一か所、2、3㎝幅の亀裂があるのを見た。通行規制などは新旧ブリッジ共なされていない。

……次のぼほるーと調査隊は多分カルメン(チョコレートヒルズ)の予定(予告)。
実は今日行く予定だったが、急きょAid Boholのほうの出動があったのでそっちを優先したため行けず。