月刊『自遊人』3月号のサブ特集にフィリピンの電力のことが

自遊人』の3月号が“「移住」という選択肢。”という特集のようだ。セブポットのTWで知った。

カバーに、“いちばん大切なものはなんですか?「移住」という選択肢。豊かな自然の恵みを享受しながら、仕事をし、地域と結びつく。独自のライフスタイルを築く“現役世代”の暮らしから、「地方に暮らすこと」の豊かさ、真義に迫ります。”
とあったので、一番大切なもの?……これってもしや放射能避難なんかも含めた意味で特集されたのかにゃ?と思ってしまった。まだ買ってはいないので中身については分からないのだが。

また、サブ特集が“フィリピンの地熱発電”のようだ。これはイイ。(読んでないけど)

本当に可能?再生可能エネルギー最先端の国々へ
第4回 フィリピン
取材・撮影 岩佐十良(本誌編集長)

1986年4月26日、チェルノブイリ事故が発生。その直後の4月30日、就任したばかりのコラソン・アキノ大統領はバタアン原子力発電所の廃止を決めました。原発廃止後のフィリピンは停電に悩まされながらも各地で地熱発電所の建設を推進。現在では世界第二位の地熱発電国になっています。

という記事紹介文がある。

地熱発電が世界2位とは知らなかったが、バターン原発が使用されないまま廃止になった件は知っていた。今や原発施設だけは政府の管理の下で残っているが、今後、博物館のような施設にしようという計画があるらしい。
これを読むと、今の日本(政府)の対応と比べ、フィリピンのほうがどれだけまともなんだ!と思う。
書いてあるように、フィリピンはいまだに停電は多いけれど、停電の不自由さと安全とは天秤にかけられない。

フィリピンは大統領制であり、トップダウン的性質が強いとも聞いたが、トップに良心ある判断ができる人が就く限りは安心できそうだ。逆の場合は怖いけれど。例えば急に原発推進になったりして。

まぁでも現在のところ普通の危険を普通に正面から理解し、人間として普通に当たり前な行動を選択したフィリピンのことを見直している。