【Natural News】2024年8月2日 イーサン・ハフ著
https://www.naturalnews.com/2024-08-02-us-not-prepared-global-war-congressional-commission.html
アメリカ政府がすでに肥大化している国防予算を大幅に増やさない限り、この国は「世界規模の戦争への備えができていない」ままである、と議会の委員会が警告している。
米国国防戦略委員会は、ランド研究所が発表した132ページに及ぶ報告書を発表した。
この報告書は、すでに年間1兆ドル近くある国防予算を「冷戦時代のレベル」まで引き上げることを求め、「世界規模の戦争につながりかねない同盟関係を育てる」ことを目的としている。
ちなみにランド研究所は、アメリカ政府が国防費を使えば使うほど利益が増える国防請負業者であり、もちろん国防予算の増額を望んでいる。
米国は、既存の戦力を永続させるのではなく、将来の戦力を構築するために、より効果的かつ効率的に支出しなければならない。追加的な予算が必要である。
議会は、国家安全保障の技術革新と産業基盤への複数年にわたる投資を開始するための補正予算を可決すべきである。
■■国防総省の独立監査が6年連続で不合格となったわずか数カ月後に発表された報告書 - 3兆ドルはどこに消えたのか?
報告書はさらに、国防産業にもっと税金を投入すれば、米軍の徴兵問題はなくなると主張している。
さらに多くの資金を投入すれば、「著しく不十分な」産業基盤や「資金不足のサイバーと宇宙の領域」も解決できるだろう。
冷戦時代の国防費は4.9~16.9%であったが、それに比べると、この報告書は中国、イラン、北朝鮮、ロシアのような国からの「脅威」について、インフレ率より毎年3~5%増加させる必要があると大々的に語っている。
この報告書が発表されたタイミングは、国防総省が6年連続で年次独立監査に不合格となったわずか数カ月後という点で疑わしい。国防総省の不明金の総額は3兆ドルを超えた。
委員会の副委員長であるエリック・エデルマン氏は今週、上院議員を前にこう語った。「われわれは非常に短期間の戦争に最適化されている。」
同委員会の委員長を務めるジェーン・ハーマンは、報告書の発表に先立ち、アスペン・セキュリティ・フォーラムでさらに、「我々は最後の戦争を戦うことに長けている」としながらも、
「サイバー、AI、ソーシャルメディアの驚くべき変化、そして人々がどのように行動する気になるのか」に焦点を当てた新たな米軍支出の必要性を述べた。
右派のヘリテージ財団は、第10回年次軍事力指数で米軍を "弱い "と宣言しており、報告書の調査結果に同意しているようだ。
ヘリテージ財団は、軍産複合体により多くの資金が提供されない限り、国防総省は世界中の「重要な米国の利益」を守ることができなくなると考えている。
アメリカの利益とは、軍産複合体の利益であり、アメリカ人の利益ではない。
金を費やして世界帝国を築き、指導者たちを豊かにしている。
武漢コロナウイルス(コビッド-19)の パンデミック以来、米軍兵士の採用状況は悪化している。
LGBTの倒錯、不正選挙、社会の劣化が重なり、潜在的な新兵はディープ・ステートが望む場所から遠く離れているようだ。
軍への入隊意欲が低下している他の要因としては、低賃金、粗末で老朽化した住宅施設、身体的虐待、自殺やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の急増、そしてアメリカ人の向上に関する限り、決して終わることのない、真の目的を持たない「永遠」の戦争に従事する米指導者の傾向が挙げられる。