【America First Report】マック・サレヴォ著 SHTF計画 2024年6月9日
https://americafirstreport.com/the-u-s-conducts-routine-nuclear-missile-tests/
アメリカの支配層は「定期的な」核ミサイル実験を行った。
アメリカ軍は、過去3日間に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を2回行ったと発表したが、この実験は「日常的なもの」であり、高まる戦争の緊張とは何の関係もないと主張している。
RTの報道によると、2発のミニットマンIIIミサイルが6月4日(火曜日)と6月6日(木曜日)にカリフォルニアのバンデンバーグ宇宙空軍基地から発射されたと国防総省は発表した。
これらのミサイルは、通常搭載される核弾頭の代わりにダミーの再突入ビークルで武装されていた。
「この試験発射は、アメリカの核抑止力が21世紀の脅威を抑止し、同盟国を安心させるために、安全、確実、信頼でき、効果的であることを実証することを意図した定期的な活動の一環である」と空軍グローバルストライク司令部は6月4日(火曜日)の発射について述べた。
国防総省は、この種のテストはこれまでに「300回以上」行われてきたと述べている。
国防総省は、今週の発射は「現在の世界情勢の結果ではない」と明言している。
ロシアも先月、軍管区のひとつで一連の戦術核演習を開始した。 しかしクレムリンは、ウクライナ紛争をエスカレートさせた西側の 「前例のない 」事態への対応であるとし、その実験は世界的な戦争の緊張と関係があると全面的に主張した。
実験以来、ウクライナはロシアの早期警戒レーダー2基を標的にしたとされ、核兵器による応酬の可能性が高まっている。
今のところ、軍産複合体やアメリカの支配層からは、この実験が成功したかどうかについての情報はない。
2021年、アメリカ戦略軍のトップは、ミニットマンIIIの耐用年数をこれ以上延ばすことはできないと嘆いた。
チャールズ・リチャード提督は当時、「あれはあまりにも古く、場合によっては図面がもう存在しないこともある」と語った。
存在する図面は「業界標準から6世代遅れているようなもの」で、それを完全に理解できる技術者は「もう生きていない」