【America First Report】by Discern記者 2024年7月28日
https://americafirstreport.com/toyota-bringing-back-two-legendary-sports-cars-and-theyre-gas-powered-only/
トヨタは、MR2とセリカという2台の伝説的なガソリンエンジンのスポーツカーを復活させることで、頭角を現し、常識を覆そうとしている。
業界は電気自動車やハイブリッドカーに重点を置いているが、トヨタはターボチャージャーエンジンのスリルを今なお渇望する熱狂的なファンにも応えようとしている。
日本で最も売れている自動車雑誌『ベストカー』の報道によると、トヨタはこれらの象徴的なスポーツカーの名前を、電動化せずに復活させる計画だという。
MR2はミッドエンジンの2.0リッターターボエンジンを搭載し、セリカは同じエンジンをフロントに搭載し、最高出力400ps、最大トルク406lb-ftを発揮する。
業界が電気自動車を推進しているにもかかわらず、トヨタはガソリンエンジンのスポーツカーの需要を認識しており、このニッチ市場を活用することを目指している。
同社はすでに、サイオンFR-S(GT86)、GRスープラ、GRヤリス、GRカローラなど、ガソリンエンジンを搭載したスポーティなクーペを発売している。
MR2とセリカは同じエンジンを共有し、トヨタはマニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッションの両方のオプションを提供する。
MR2には、カローラのラリーチューンシステムと同様に、グリップと安全性を高める4WDシステムGR-FOURが搭載されると噂されている。
1970年にデビューしたセリカは、2006年に生産が終了するまで7世代を重ね、1976年にはモータ-トレンドのカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともある。
1984年に登場し、3世代にわたって生産されたMR2は、フェラーリ348に似ていることから「プアマンズ・フェラーリ」と呼ばれた。
トヨタの社内チューニング部門GRMNが製造する次世代MR2は、2026年半ばから後半に限定台数で登場する予定で、価格は約65,000ドル。