【America First Report】ローラ・ハリス著、NATURAL NEWS 2024年5月6日
https://americafirstreport.com/68-of-americans-believe-the-u-s-is-out-of-control-under-biden/
最近のYouGov/ザ・エコノミストの世論調査によると、アメリカ人の68%が、ジョー・バイデン大統領のリーダーシップの下で、アメリカは「制御不能」に陥っていると考えていることが明らかになった。
この世論調査は、4月28日から30日にかけてアメリカ人1,755人を対象に行われた。回答者の68%が、この国は 「制御不能 」に陥っていると考えている。
対照的に、米国を 「コントロール下にある 」と見ているのはわずか16%だった。
さらに、この世論調査は、国家が制御不能に陥っているという認識が党派を超えていることを明らかにしている。
民主党では、「事態はコントロールされている」(31%)よりも「コントロール不能」(48%)と考えている人の割合が高い。
一方、無党派層の70%が、共和党の90%近くとともに、この感情を共有している。
国がコントロール下にあると感じている無党派層はわずか11%。このような認識は、人種、性別、年齢、収入など、さまざまな人口統計カテゴリーにおいても高い数字で維持されている。
世論調査ではまた、66%のアメリカ人がこの国が「間違った方向に進んでいる」と感じている一方、21%は「おおむね正しい方向に向かっている」と考えていることも明らかになった。12%はどちらともいえない。
国が間違った方向に向かっていると考えているのは、無党派層の72%、共和党員の87%、民主党員の42%で、すべての年齢層、性別、所得層でこの考えを共有している。
不安の感情の根底には、この国を悩ませている多くの問題がある。大学キャンパスで広まった反ガザ虐殺デモ、40年来の高インフレ率が経済に大打撃を与えている現状、南部国境沿いで続く不法移民問題などが、国民の間に蔓延する不安感を助長している。
■■バイデンの重要問題でのパフォーマンスが支持率に悪影響を与えている
バイデン政権のこれらの問題に対するパフォーマンスの悪さが大統領の支持率に影響を与えている。
最近の調査によると、バイデン大統領の支持率は37%で、58%が彼の大統領としてのパフォーマンスに広く不支持を表明している。特にインフレ管理に関しては、バイデンの支持率はわずか29%で、61%がこの問題へのアプローチに不満を表明している。
調査によると、有権者はインフレと物価に関する問題を優先しており、回答者の23%が 「最も差し迫った問題 」としている。また、回答者のほぼ全員(96%)がインフレ・物価問題を「重要」と考えており、77%が「非常に重要」と考えている。
こうした悲惨な支持率は、他の世論調査にも反映されている。ギャラップ社の最近の調査では、就任から13四半期を終えたバイデンの平均支持率はわずか38%だった。
ギャラップ社の世論調査によると、第13四半期を通じて、国内外ともにさまざまな課題が続いた。ガザにおけるイスラエルとハマスの紛争は続き、米国南部国境では不法越境が増加した。
さらに、上院で交渉された超党派の移民制度改革法案は下院で可決されず、マクロ経済指標は良好であったにもかかわらず、インフレ拡大の兆候が現れた。四半期中に過去最高値を記録した株式市場は、このところ変動が続いている。