ニューヨーク・タイムズ紙が再び核戦争を心配するのは誰だろう?

【PJmedia】スティーブン・クルーザー著 2024年3月6日

https://pjmedia.com/stephen-kruiser/2024/03/04/gosh-i-wonder-who-has-the-new-york-times-worried-about-nuclear-war-again-n4926987

古いものはすべて新しく生まれ変わる。だからこそ、沿岸メディア・バブル™の住人たちは、核戦争について心配しているのだ。

 

3月4日(月曜)の朝、ほとんどの人が最高裁トランプ大統領に関するニュースに夢中になっている中、私はいつものようにニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙のオピニオン欄を読んでいた。

 

今週、いつものトランプ癇癪の中で際立っていたのは、『タイムズ』紙の "オン・ジ・ブリンク "と題されたシリーズのインタラクティブなスタートだった。

 

■■瀬戸際


恐ろしく不穏な背景と思われる大きなフォントが特徴である。副題は「不安定な世界における核兵器の脅威についてのシリーズ」

 

確かに世界は不安定だ。タイムズ紙が今年、スポーツのスコア以外で唯一正しく伝えることができるのは、この点かもしれない。今年は選挙の年だから、彼らが再び真実に近づくことはないだろうというのは、おそらく悪い賭けではない。

 

何が出てくるかは分かっていたが、とにかく序章とシリーズ最初のエッセイを読んだ。

 

ドナルド・トランプが政権に返り咲いたらどんなに恐ろしいかという部分にたどり着くまで、ほとんど時間を無駄にしなかった。

 

予想通り、ジョー・バイデンがこれまで果たしてきた役割、現在果たしている役割、そして彼が政権にいる限り果たしていくであろう役割、世界の不安定化に寄与する役割について考えることに労力は割かれなかった。

 

民主党議員のなかには、バイデンの年齢に対する不安を公然と口にする者もいるが、バイデンに対する問題はそれだけで終わりがちだ。

 

バイデンとその操り人形たちが引き起こした大混乱のほとんどは、都合よく他のもの(たいていは共和党)のせいにされ、否定するのは簡単だ。

 

経済に関するあらゆる問題は、コビッドに根ざしている。バイデンが2021年の就任初日に大々的に吹き始めた南部国境は、3年後に共和党が恐ろしい「超党派」の策略法案に署名しなかったために問題となっている。

 

そしてなんと、なぜ世界で悪者が暴れまわっているのか?

 

世界が不安定なのは、現在のアメリカ大統領が不安定であると同時に弱いからだ。さらに悪いことに、彼の頭脳は、我々が知っているようなアメリカの破壊を熱望する共産主義者によって動かされている。

 

現実は、トランプがプーチンと仲良しであることについて民主党が泣きながら歯ぎしりしているにもかかわらず、前者がアメリカ合衆国の最高責任者であったとき、後者はウクライナを蹂躙していなかったということだ。

 

ああ、恐ろしく危険なトランプは、中東における歴史的な和平協定も交渉した。バイデンとその相棒のキャクルズ王女は、今そこに起こっている戦争を始めたテロリストに公然と同情して走り回っている。

 

もう一人の男が大統領だった時には起こっていなかったことだ。

 

バイデン擁護者たちは毎日、不都合な事実の試練に直面しているが、ジョー・バイデンが選出された後、世界がくだらなくなったという事実は、彼らが気づかないふりをするための最大のものだ。

 

たとえ気づいていなくても、彼らは気づいているのだ。

だから核戦争を心配しているのだ。