【America First Report】アヴァ・グレース, NATURAL NEWS 2024年3月4日号
フランクリン・アヴェニューで発生した火災はささやかなものだった。
「燃料が燃えているような、プラスチックが燃えているような臭いがした」と近くに住むハリウッドの住人は言った。
この火事は、ロサンゼルスのカレン・バス市長がホームレスの人々を歩道から住宅へと移動させるために立ち上げたイニシアチブ、『インサイド・セーフ』が最初にターゲットとした地域で起こった。
しかし、こうした野営の後、2022年にインサイド・セーフが最初にターゲットにした通り（カフエンガ・ブルバード、ウィルコックス・アベニュー、フランクリンの一部）には、再び人が集まっている。
年次ホームレス調査報告書によると、主要都市にはホームレス状態にある人々が多く住んでおり、2023年の集計によると、国内のホームレス人口の25％近くがニューヨークかロサンゼルスのどちらかで見つかっている。
ホームレスの数は今年12％以上増加し、65万3,104人に達した。この数字は、連邦政府が2007年に集計を開始して以来、最も急激な増加であり、最大のホームレス人口であると米国都市計画開発省は発表した。
住居のない住民は、アパートの隣や中央分離帯沿い、101フリーウェイの下を通るカフエンガの歩道などにテントや防水シートなどを張っている。
このエリアでは、過去3ヶ月間に少なくとも4件の火災がホームレスの野営地で発生している。
人的被害は報告されていないが、この地域の住民の中には神経を尖らせている者もいる。
住民によれば、ここ数年、夜中の叫び声、歩道や玄関先の屎尿、野外での薬物使用、暴力の脅しなどにも悩まされてきたという。
Inside Safeがターゲットにしたカフエンガ地区には、テントやテントのようなものが15張りあった。バスは、Inside Safeが訪問した他の多くの場所よりも、この地域がより困難であることを認めた。
「犯罪的要素があったり、人々が危害を加えられていることがわかったら、それに応じて対処しなければなりません。今回の事件にはまだロス市警は関与していませんが、私たちはそれを調査しています。」
バス氏は、ホームレスの野営地にアウトリーチワーカーやその他の専門家を派遣し、モーテルやホテル、その他の仮住まいを提供した。
しかし、インサイドセーフが33カ所の野営地はすべて撤去し、二度と戻らないと約束したにもかかわらず、新たな野営地は増える一方だった。
バスの就任1年目には、インサイド・セーフを通じて2,000人近くが路上から暫定住宅に移された。しかし、このプログラムの下で収容された数百人だけが恒久的な住居に移った。
デンバーは不法滞在者のためにホテルを貸し、そこに住んでいたアメリカ人を追い出した。
保護されていないホームレス状態にある人の数も、シェルターで暮らす人の数も増加している。
これは、国境を越える不法移民の数が記録的なものとなっていることと重なる。
最近、国土安全保障省が発表した統計によると、2023年12月は不法入国の新記録を樹立し、米国への不法移民が最も悲惨な年を締めくくった。
2024会計年度の最初の3ヶ月間だけで、100万人近くの不法入国者が米国国境で遭遇した。この数字には、入国したものの法執行を逃れたとされる数千人の「逃亡者」は含まれていない。
9news.comの報道によれば、オーロラのホテルで数ヶ月暮らしていた人々は、デンバー市が不法入国者のために全ての部屋を買い取った後、路上に押し出されたと言う。
オーロラのクオリティ・インに住んでいたジョー・サウセダは、「私たち家族は、2、3日前から車の中で寝ています」と語った。
デンバーが移民のためにホテルを借りたとき、ホテルはサウセダのような人々を追い出した。
今、彼はパートナーと犬と一緒に97年製のリンカーンで寝ている。
「フェアだとはまったく思いません。だってどこに行けばいいんですか？ とサウセダは言った。
「なぜ彼らは、ここに住み、オーロラの市民である勤勉な人々よりも優先されるのでしょうか？ なぜ私たちを追い出し、他の人たちをここに連れてくるのでしょうか」
