かつて「陰謀論」と呼ばれた大規模な地球工学プロジェクトは、いまや世界的に拡大している

Geoengineering

【America First Report】イーサン・ハフ著、 NATURAL NEWS 2024年2月27日 

https://americafirstreport.com/large-scale-geoengineering-projects-once-dubbed-a-conspiracy-theory-are-now-expanding-globally/

かつては社会の片隅にとどまる「陰謀論」や「ネット上の神話」に過ぎなかったものが、いまや地球を「温暖化」や「沸騰」から守るための公式政策になりつつある。

 

ケムトレイルやその他の地球工学のことである。このようなことを広める人々は、以前は否定していたが、やがて「気候変動」を食い止めるために自然の摂理を変えようとしていることを認めた。

 

「海に化学物質を投棄する」「空に反射粒子を注入する」といった概念は、かつてそのようなものの存在を否定していた著名なメディアの見出しを飾っている。

 

「気候危機」のせいで、錯乱した科学者たちは、毒で太陽を遮断することで地球を融解から守ると主張するような、奇妙なアイデアを思いつくようになっている。


■■明るくなる雲、大気中の化学物質、染まる海


つい先日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、これらの新奇なプロジェクトのいくつかを報じ、既存の技術よりもはるかに速いスピードで「温室効果ガスの排出を削減」できると主張した。

 

熱波、雷雨、洪水といった「恐ろしい」事態を食い止めるために、気候産業は雲の働きを変えたり、海洋のpHレベルを変化させたりと、惑星規模の大規模な試みを急いでいる。


もちろん、彼らはまだすべての人に肉食をやめ、電気自動車(EV)に乗ることを望んでいるが、2030年までに彼らが完全な形にしてほしい「カーボンフリー経済」に到達するには、これらの介入だけでは不十分である。

 

現在進行中の最新プロジェクトのひとつは、太陽光を宇宙空間に反射させるため、より大きく明るい雲を作るために食塩水を空に向けて噴射するというものだ。

 

このプロジェクトはオーストラリアのサザンクロス大学で行われており、政府や他の大学、さまざまな自然保護団体から資金援助を受けている。

 

世界各地のイスラエルでは、スターダスト・ソリューションズという新興企業が1500万ドルの民間資金を投じて、反射粒子を高高度の空に吹き付け、日射量を減らそうとしている。今後数カ月」のうちに、独自にブレンドした化学物質を使ったテストが、屋内のテスト施設から実際の屋外に移る予定だ。

 

アメリカのマーサズ・ヴィンヤードでは、ウッズホール海洋研究所が、化学着色料で染めた何千ガロンもの水酸化ナトリウムを海に投棄し、大気中の二酸化炭素(CO2)を水中に取り込む、いわゆる「カーボン・シンク」を作る計画を立てている。

 

カリフォルニアで行われた悪名高いジオエンジニアリング「夕日を作ろう」は、最終的にメキシコまで到達し、大気中に放出された硫黄やその他の有害な化学物質のために、広範な批判と怒りを引き起こした。

 

気候カルトは、炭素を削減する努力がうまくいっていないことをようやく認め始めた。

 

そのため彼らは、気候に問題があると考えるものは何でも「修正」するために、太陽を遮断し、大気中のガス濃度や比率を再現しようとするような、より極端な手段にシフトしているのだ。

 

国連でも、"地球温暖化 "の時代は終わり、世界は "地球寒冷化 "の時代に移行しつつあるとの見方が強まっている。

 

これらすべては、"気候危機"、いや、"気候危機 "という物語が、危険な新しい段階に入りつつあることを示す明らかな兆候である、とナショナル・パルス紙は警告している。


合理的な思考は、ますます危機感を煽り、最終的には差し迫った破滅に対するヒステリーを引き起こす。

 

このような状況下では、最も不合理で思慮の足りない対応が、合理的で適切なものに見えるだろう。