【WND】2024年2月16日 07:21 ボブ・アンルー 記
https://www.wnd.com/2024/02/iran-abruptly-demands-owns-antarctica/
新たな報告書によれば、テロ支援や乱暴な脅しによって繰り返し世界を不安定化させようとしてきたイランが、突然、南極大陸は自分のものだと主張した。
テロリズムの支援や乱暴な脅迫を繰り返し、世界を不安定化させようとしてきたイランが、突然、南極大陸の所有権を主張した。
米ニューズパー誌の報告書によれば、これはこのイスラム政権の「世界の安全保障と安定を脅かす、より大きな攻撃的行動パターン」の一部だという。
報告書は、イランの主張を「驚くべきもの」とし、「南極大陸の所有権」を主張していると同時に、「南極大陸を管理する国際条約」に対して直接的な挑戦をしていると説明した。
この主張は、イラン外務省からアントニオ・グテーレス国連事務総長に宛てた書簡の中で明らかになった。
報告書は、「この動きは、南極条約制度を長年認めてきた米国を含む多くの国々から挑発行為とみなされている」とコメントした。
この条約は、1959年にアメリカ、ロシア、中国、ヨーロッパ数カ国を含む12カ国によって署名され、南極を平和と科学に捧げられた自然保護区として定めたものである。
イランの主張は、「テヘランとワシントンの緊張の高まり」が生じた矢先のことだと説明している。
「トランプ政権が2018年にイランとの核合意から離脱し、制裁を再開して以来、両国関係は緊張している。イランは合意の下での約束から一歩後退し、この地域で新たな紛争が起こる可能性への懸念を高めている」
報告書は、イランの主張には法的にも歴史的にも何の前例も証拠もないと指摘した。
アナリストたちは、イランが国内の経済破綻や政治不安から目をそらすために、このスキャンダラスな主張を利用していると指摘した。
他国の反応は鈍く、アメリカはコメントを控えている。しかし、反発は予想される。