© Getty Images / Michele Ursi
【RT】2024年1月21日
https://www.rt.com/business/591019-lithuania-minister-citizens-invest-tanks/
リトアニアのアウスリーネ・アルモナイテ経済相は、国民に同国の防衛産業への資金提供を呼びかけ、貯蓄を手元に置いておくよりも「戦車に投資」するよう伝えた。
リトアニア国営ラジオ・テレビ（LRT）のインタビューに応じた同大臣は、政府が国民に何を期待しているのか、特にロシアと対立するウクライナへの支援について、もっと積極的に説明する必要があると主張した。
「例えば、（軍事費のために）住民からお金を借りる方法もある」とアルモナイテ大臣は述べ、一方で、市民はいかなる投資に対しても実質的なリターンを期待すべきではないと強調した。
「そのような国債のアイデアに対する批判を耳にしたことがある。靴下に入れておくのではなく、戦車に投資した方がいいのかもしれません」と彼女は付け加えた。
リトアニア、ラトビア、エストニアの防衛大臣は先週、バルト海における共同防空システムの開発を目的とした協定に署名した。
同時に、エストニアはロシアとの国境に約600の「コンクリートバンカー」を建設する計画を発表した。同じNATO加盟国のラトビアとリトアニアもこのプロジェクトに署名したと報じられている。
今月初め、リトアニア軍の司令官であるヴァルデマラス・ルプシス将軍は、地政学的な変化に対応するためには、西側の防衛産業を冷戦時代の水準に戻す必要があると主張した。
