実力よりも多様性で採用する航空会社の美徳主義によって、民間航空便は非常識なほど危険なものになりつつある


【Natural News】2024年1月12日 キャシー・B著

https://www.naturalnews.com/2024-01-12-commercial-flights-dangerous-airlines-hire-diversity.html

最近、民間航空機の危機一髪の事故が頻発しており、その多くが人為的ミスに起因している。

 

管制官のミスからパイロットのミスまで、危機一髪の事故の数は、ニューヨーク・タイムズ紙がこの夏に調査を開始したほど気になるレベルに達している。

 

事故が後を絶たない中、多くの人々がこの現象の背後に何があるのかを問うているが、その答えの大きな一端は多様性、公平性、包括性(DEI【Diversity, Equity & Inclusion】)の採用である。

 

ジャーナリストのアシュリー・セントクレアは、7月29日に起きたユナイテッド航空機がハードランディングに見舞われ、全損寸前まで追い込まれた事件についての気になる情報を共有した。

 

彼女が入手した情報によると、この飛行機の副操縦士は元客室乗務員で、解雇された後、ユナイテッド航空のDEIプログラムの一環として再雇用された。

 

さらに、この人物はパイロットが受けなければならない重要なシミュレーター訓練を含む数多くの訓練に不合格だったと伝えられている。

 

セント・クレアは、このようなことは今に始まったことではなく、ユナイテッド航空にはDEI採用者の災難を隠蔽してきた歴史があるとほのめかした。

 

彼女は尋ねた。

デンバーの採用センターの2号もDEIで採用されたのですか? 数字が悪く見えるからという理由で、彼女はDEI採用者の不合格評価を変えたのか、変えなかったのか? この副操縦士を不合格にした教官は、なぜ彼を合格にしたのか会社に尋ねたのか?」

 

11月、ヒューストン空港の滑走路で2機の自家用機が衝突する事件が起きた。関係者に重傷者は出なかったが、捜査当局は管制官に責任があると指摘した。

 

これは、ニューヨーク・タイムズ紙が "アメリカの空と滑走路における安全性の欠如とニアミスの憂慮すべきパターン "と見なした、もうひとつの例であった。

 

調査の一環として同紙は、数を減らすのに役立つはずの技術の大きな進歩にもかかわらず、滑走路への侵入が調査期間中にほぼ倍増していることを発見した。

 

■■DEIの雇用が人命を危険にさらしている


リボルバー・ニュースは、連邦航空局(FAA)の職員や管制官に話を聞いた。航空安全の悪化は複雑な問題であるが、2つの主な要因があるという。

 

ひとつは、コビッドの方針が管制室の人員配置に影響を与えたこと。もうひとつは、オバマ政権が打ち出した「積極的なアファーマティブ・アクション政策」が、航空管制官の質の大幅な低下を引き起こしたことである。

 

多様性政策が質の低下を引き起こし、航空業界を危機に陥れているのだ。

 

彼らは警告した。

「多様性を優先した積極的な能力代替は、いわゆるコンピテンシーの危機を招き、革新的な技術を生み出す能力だけでなく、より悲惨な意味では、第一世界の文明としての存在に不可欠な様々な複雑なシステムの適切な機能を維持するだけの能力も危うくしている」

 

11月、非営利団体アメリカ・ファースト・リーガルは、サウスウエスト航空ユナイテッド航空アメリカン航空が採用しているDEIイニシアチブの調査を求めて、米国雇用機会均等委員会に一連の苦情を申し立てた。

 

彼らは、サウスウエスト航空ユナイテッド航空がDEIの目標を達成するために違法なクオータ制を採用していると非難し、雇用慣行が関係する個人の人種や肌の色に基づくものであることから、1964年の公民権法に違反していると述べた。

 

ほとんどの理性的なアメリカ人乗客は、可能な限り有能な人物が飛行機を操縦するのを見たいと言うだろう。

 

パイロット、航空管制官をはじめとする航空関係者は、毎日何百人、何千人という人々の命を預かっているのであり、その雇用は能力に基づいて行われるべきであり、それ以外の何ものでもない。