【Life Site News】2024年1月5日(金) 午後5時45分 東部標準時
ナノスリサーチによると、カナダ人の46%が次の連邦選挙が2025年よりも早く行われることを望んでいることがわかった。
オタワ: ジャスティン・トルドー首相率いるスキャンダルまみれの連邦政府の支持率が下がる中、ナノスリサーチの新しい世論調査の結果によると、約半数のカナダ人が、2025年を待たずに今すぐ選挙を行うことを望んでいる。
CTVニュースの依頼で1月3日に発表されたこの世論調査によると、46%のカナダ人が、連邦選挙を義務付けられた2025年よりも早く実施することを希望している。
世論調査回答者の29%が今すぐ選挙を望んでおり、17%が2024年より前に選挙を望んでいる。約33%が2025年まで待つべきだと回答し、17%がいつ選挙が行われるかは気にしないとしている。
興味深いことに、男性の36%が早期の選挙を望んでいるのに対し、女性は23%にとどまっている。
年齢別では、55歳以上(41%)が2025年まで待つことを希望している。
18歳から34歳までの若い世代では、2025年まで選挙を待つことを支持する人はわずか26%で、35歳から54歳では38%になる。
カナダ西部の41%が即時選挙を望んでおり、これはカナダの他の地域よりも高い。この調査は11月30日から12月2日にかけて、あらゆる層のカナダ人1,069人を対象に行われた。
この世論調査結果は、トルドー首相と自由党政権に対する不信任決議と選挙実施を求める保守党議員の請願が40万人近い署名を集めたのと同時に発表された。
オンタリオ州ピーターボロー在住のメリッサ・アウトウォーター氏が発起人となり、オンタリオ州ピーターボロー=カワルタ選挙区選出のミシェル・フェレリCPCが後援した公式請願は、過去最高の38万6,698人の署名を集めた。
しかし、NDPは昨年からトルドー政権と非公式連立を組んでおり、2025年に法律で義務付けられた次の選挙まで自由党を支持し、政権を維持することで合意している。
NDPが自由党と手を切る決断をするまでは、早期の選挙召集はありえないだろう。
■■今日選挙が行われればトルドー自由党は圧勝、最新の世論調査結果
最近の世論調査によれば、スキャンダルにまみれた政権は、自由党を急降下させ、終わりが見えない。
最近のライフサイトニュースの報道によると、世論調査によれば、今日カナダ連邦選挙が行われた場合、ピエール・ポワリエーヴル党首率いる保守党がトルドー自由党を抑えて下院で過半数を獲得するだろう。
ポイリエーヴル党首率いるカナダ保守党は、最新のナノス世論調査によれば、有権者の40.3%の支持を得てリードしており、自由党は26.6%、新民主党(NDP)は18.1%である。
ナノス社の世論調査によると、次期首相候補のリーダーはポイリエーブル氏で33%、次いでトルドー氏21.4%、NDPのジャグミート・シン氏15.2%となっている。
トルドー首相の人気は下降の一途をたどっており、同政権はスキャンダルに次ぐスキャンダルに巻き込まれている。
最近では、同首相が発表した家庭用暖房油への3年間の炭素税「一時停止」(ただし大西洋岸カナダ州のみ)が物議を醸している。
トルドー首相は多くのカナダ首相からも反感を買っており、そのうちの5人の首相は、トルドー首相がある地域に他の地域よりも税制上の優遇措置を与える政策が「分裂」を引き起こしているとして、全州の暖房費に対する炭素税の廃止を要求するために団結した。
■■自由党の重鎮たちでさえ、彼に辞任を要求している。
最近の世論調査では、保守党が200議席以上を獲得すると予想されている。自由党は100議席近くを失うことになり、過去10年以上なかった水準となる。
現状では、自由党が158議席、保守党が117議席、ブロック・ケベックが35議席、NDPが25議席。無所属議員が3人、緑の党議員が2人。空席は1議席。政党が過半数政権を樹立するには少なくとも170議席が必要。