2023年12月31日【TLBスタッフ】
https://www.thelibertybeacon.com/german-farmers-protest-federal-tax-gouging/
■ER編集部： クリスマス直前から現在に至るまで、ドイツの農家による抗議活動が続いている。
以下のPoliticoの記事（12月18日付）によると、ドイツ政府は農家から年間10億ユーロの増税を提案している。全体で170億ユーロを捻出するための努力の一環である。
なぜこのような予算上の問題があるのか？ ドイツの裁判所によれば、数十億のコロナ基金が気候変動政策のためにロールオーバーされることが許されなかったからだ。
そのような行為は、債務上限の規則、ひいてはドイツ憲法に違反することになる。11月16日の記事
■■ショルツ政権、600億円をC19から気候変動対策に振り向ける予算操作で危機に陥る
ドイツの農民が政府に1月8日までの最後通牒を突きつけたようだ。
ドイツの農民が反農業政策に抗議している。美しい光景だ！
pic.twitter.com/RHv6SIRg47
- Freyja™ (@FreyjaTarte) 12月 23, 2023
ピーター・イマヌエルセンがドイツの抗議デモについて、昨日12月30日から語っている。
ドイツの農家が抗議しているが、ニュースではほとんど報道されていない。
海外の主要メディアはこのニュースを報じていない。
新しい計画では、農家はディーゼル車に対する減税措置を受けられなくなり、農業用車両に対する自動車税の免除も受けられなくなる。
彼らは、これらの新しい措置が気候保護に役立つと言っている...。
いい考えだ。気候変動の名の下に、農業のコストを大幅に引き上げ、食料をより高価なものにしようというのだ！
農民たちはこれに不満で、抗議行動を起こしている。
先月、約40,000人の農民が推定8,600台のトラクターでベルリンの通りを封鎖した。
抗議は現在も続いている。
12月26日（金曜日）には、ドイツのジーゲン市で850台のトラクターが街頭で抗議活動を行なった。
おならを少なくさせるために、有毒な化学物質を牛に与えていることをご存知ですか？そう、その通りだ。
メタン抑制剤を与えられた牛から作られる新しい「気候ミルク」があるのだ。
メタン抑制剤を製造する企業に最近投資したのは誰かわかるだろうか？
ビル・ゲイツ以外にはいない。
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■■ ドイツの農家がベルリンの予算危機を再燃させる
農民がバリケードを築き、連立政権の最近の支出妥協案が脅かされている。
（PETER WILKE & MATTHEW KARNITSCHNIG for Politico.eu）
ベルリン - ドイツの指導者たちが国の予算危機を解決したと主張した数日後、数千人の農民が12月29日（月曜日）にベルリンの通りに出て、主要な税制上の特権を撤廃する計画に抗議したため、3党の妥協案に亀裂が生じた。（farmers_wilke_181223_03）
ベルリン中心部のブランデンブルク門に通じる幹線道路を1700台のトラクターの車列が封鎖し、数千人の農民が燃料や農業用車両に対する減税措置を打ち切る政府案に反対するデモを行った。
政府は、2024年度予算の170億ユーロの穴を埋めるために、農家が年間約10億ユーロを負担する増税を導入しようとしている。
今日、我々は連邦政府に明確なシグナルを送った。ドイツ農民協会の会長を務めるバーデン＝ヴュルテンベルク州の農民ヨアヒム・ルクヴィードは、デモの会場でポリティコにこう語った。
「もう十分だ、撤回すべきだ。この政策に終止符を打たなければ、政権交代が必要だ」
この対立は、連立政権の最近の妥協のもろさを示すと同時に、敵を作らずに予算を通すことは不可能だという単純な現実を示している。
ドイツの最高裁判所が先月、（国の財政赤字制限に抵触しないよう）政府がオフバランス債で賄う「特別基金」の利用は違憲であるとの判決を下した後、歳出不足が表面化した。
社会民主党（SPD）、緑の党、財政的に保守的な自由民主党（FDP）からなる政権与党3党連合の指導者たちは、代替財源探しに奔走し、先週、農家への増税を含む一連の歳出削減やその他の措置で合意した。
この妥協案は徹夜の交渉の末に合意に達したが、週末には、伝統的に野党キリスト教民主党に属する強力な政治勢力である農業ロビーからの反発を受け、ぐらつき始めた。
農民の最大の懸念は、増税によってすでに薄利多売の農業部門の多くが倒産に追い込まれることだ。このリスクは、ドイツ議会の連立政権に属する農民たちにも理解されている。
