イスラエルのネタニヤフ首相、国会演説中に人質家族に罵倒される

AFP=時事 動画スクリーンショット

【Insider Paper】AFPD12月25日 10時05分

https://insiderpaper.com/israels-netanyahu-booed-by-hostage-families-during-parliament-address/

ガザの武装勢力に人質を取られたイスラエルのネタニヤフ首相は12月25日(月曜)、国会で演説を行い、人質の帰還を誓う一方、「もっと時間が必要だ」と述べ、人質の家族からブーイングを浴びた。

 

ネタニヤフ首相が、イスラエル軍はまずガザのハマス支配者に対する軍事的圧力を強める必要があると述べたとき、家族たちは傍聴席から「今だ!今だ!」と唱えた。

 

「軍事的圧力がなければ、人質の解放を確保することはできないだろう」と彼は言った。

 

ネタニヤフ首相は、イスラエル軍の現場指揮官と話したが、彼らは作戦を終えるには「もっと時間が必要だ」と言ったという。

「我々は勝利するまでやめない」とネタニヤフ首相はデモ隊の叫び声の中で語った。

 

イスラエルによれば、10月7日にハマス武装集団がイスラエル南部を攻撃した際に拉致された129人の人質が、いまだにパレスチナ自治区に拘束されているという。

 

「私たち、私の同僚と私は、どんな努力も惜しみません」とネタニヤフ首相は付け加えた。

 

ネタニヤフ首相の演説は、同党が12月25日(月曜日)にガザ地区を訪問し、パレスチナ自治区での軍の攻撃を強化すると宣言したと報じた後に行われた。

 

リクード党の声明によれば、私はガザから戻ったばかりだ。われわれは止まらず、戦い続け、今後数日間で戦闘を強化する。長い戦争になりそうで、なかなか終わりそうにない」