イスラエル、ハマスに「手痛い打撃」を約束

2024年4月21日、演説するイスラエルのネタニヤフ首相 © Benjamin Netanyahu on X

【RT】2024年4月22日

https://www.rt.com/news/596364-israel-pledges-to-land-additional/

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、新たな人質取引の提案はすべて過激派組織に拒否されたと主張している。

 

イスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザで拘束されている残りのイスラエル人人質を解放させるため、ハマスへの圧力を強め、「さらなる手痛い打撃を与える」と脅した。


10月7日にパレスチナ武装勢力ユダヤ国家に侵攻し、民間人を中心に1,100人以上が殺害され、200人以上が人質に取られた。


昨年11月の短期停戦では、240人のパレスチナ人捕虜と引き換えに105人の人質が解放されたが、ハマスの恒久停戦とイスラエル軍の完全撤退の要求をめぐって交渉は行き詰まり、ネタニヤフ首相はこれを「妄想」と切り捨てた。


ネタニヤフ首相は4月21日(日曜日)、過ぎ越しの祭りを前にしたビデオメッセージの中で、連休中に人質がいないことは「彼らを連れ戻す決意を強めるだけだ」と述べ、人質の解放を確保するためのイスラエルの提案はすべて「ハマスによって完全に拒否されている」と説明した。


 ■■ハマスの要求は妄想だ - イスラエル

 

ハマスは極端な立場から退く代わりに、われわれ内部の分裂を助長する。イスラエル政府に向けられた圧力から勇気を得ている。その結果、人質解放の条件は厳しくなるばかりだ」、

ネタニヤフ首相は、新たな選挙を求める反政府デモや、新たな人質取引に向けて当局にさらなる努力を要求するデモに言及し、こう続けた。


今後数日間で、我々はハマスに対する軍事的・外交的圧力を強めていく。

 

ハマスが運営するガザ保健省が発表した最新の数字によると、イスラエル国防軍(IDF)が空爆作戦に続いてガザへの地上侵攻を開始して以来、34,000人以上のパレスチナ人が死亡している。

 

■■イスラエルのラファ侵攻に対する米国の姿勢をブリンケンが明かす


ネタニヤフ首相は、イスラエルはガザ南部の都市ラファを攻撃することなしに、「完全勝利」という目標を達成することはできないと主張している。


人口密度の高いこの都市への侵攻の可能性は、国際社会に警戒感を与えている。アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、イスラエルがこの計画を実行に移した場合、「恐ろしい結果」がもたらされると警告した。