イランとキューバ、米制裁に立ち向かい緊密な関係を模索

Iran, Cuba seek closer ties to confront US sanctions

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【Insider Paper】AFPD2023年12月4日 5時40分

https://insiderpaper.com/iran-cuba-seek-closer-ties-to-confront-us-sanctions/

イランとキューバは12月4日(月曜日)、関係を強化し、米国による制裁に立ち向かうことを誓った。

 

イランのエブラヒム・ライシ大統領は、訪問中のキューバのミゲル・ディアス=カネル首相との共同声明で、「制裁を無効にできるのは、両国間の能力交換である」と述べた。

 

キューバは1962年以来アメリカの禁輸措置下にあり、アメリカのテロ支援国リストに含まれている。

 

「両国の間には、関係を発展させるという真剣な決意がある」とライシは語り、「両国の共通の特徴は、支配体制に反対しているということだ」と付け加えた。

 

ドバイで開催されたCOP28気候変動に関する国連会議に参加した後、12月3日(日曜日)にテヘランに到着したディアス=カネルは、イランが米国による「残酷な禁輸措置との戦い」を支援していることに感謝した。

 

科学技術、保健、農業、エネルギー・鉱業、通信、医療など様々な分野で7つの覚書と協力文書が調印された。

 

キューバは、1990年代にソ連補助金がなくなって以来、最悪の経済危機を経験している。

キューバは食糧、医薬品、燃料の不足に直面しており、イランは記録的な通貨安とインフレに見舞われている。

 

キューバの大統領が最後にイランを訪問したのは2001年で、革命家のフィデル・カストロイスラム共和国を訪れた。

 

ライシ大統領は6月、ベネズエラを含むラテンアメリカの「友好国」歴訪の最後にハバナを訪れた。