【Natural News】2023年12月3日 イーサン・ハフ著
https://www.naturalnews.com/2023-12-03-china-mass-produce-humanoid-robots-replace-humans.html
共産主義の中国は、2025年までに大量のヒューマノイド・ロボットを世に送り出すことを計画している。
イーロン・マスクのテスラや、同様の技術に取り組んでいる他の欧米企業との競争の中で、中国は2025年までに自国版の人型ロボットの量産を開始したいと考えている。
銀行大手のゴールドマン・サックスによると、ヒューマノイド・ロボットの市場はわずか15年で年間1500億ドルに達する可能性があるという。
完全に稼働するヒューマノイドロボットは、2025年から2028年の間に大量生産され、工場で働くようになり、その後2030年から2035年には他の仕事でも使われるようになると予想されている。
テック・フォー・グッドの著者であるマルガ・ホークは、たとえ人間の労働者が時代遅れになるとしても、このテクノロジーは世界にとって良いことだと主張している。
彼女は、最大で4つに1つの仕事がロボット工学と人工知能（AI）技術によって影響を受けると考えている。
「私の最大の心配は、人類が受け入れ、予測する代わりに、恐怖に多くの時間を費やしていることです」とホークはコメントし、人型ロボットによって回転し続ける世界で、どのような職務が依然として「付加価値」となるのか、より多くの研究を行う必要があると付け加えた。
「もし私たちが人々を訓練しなければ、もし私たちが予測しなければ、もし私たちが例えば学校のプログラムを根本的に変えなければ、私たちは手遅れになるでしょう」と彼女は付け加えた。
■■ イーロン・マスク、人間そっくりに機能するライバルロボット「オプティマス」を開発中
イーロン・マスクは、AIロボットに反対している割には、自分の会社がAIロボットを製造し、世に送り出すとなると、そのことばかり考えている。実際、マスクは現在、「オプティマス」と呼ばれるライバルの人型ロボットの開発に取り組んでおり、仕事では人間と同じように機能するという。
マスクによれば、オプティマスは、長年にわたって多くの自動操縦事故や謎のバッテリー火災を引き起こしてきた、ほとんどがプラスチック製の電気自動車（EV）よりもさらに「重要」な存在になり得るという。
フックの考えでは、人型ロボットはやがて老人や、健康問題や自閉症などの障害を抱える若者の世話をするために使われるようになるだろう。その代わりに、ロボットが人間に「社会生活」を提供するようになるのだ。
「ロボットが感情に反応し、行動を読み取る。精神障害や行動障害に対処するロボットが、子供たちや大人たちにも対応するようになるでしょう」
「老人のことを考えれば、65歳以上の人がたくさんいる。ロボットが活躍し、サポートし、助けることで、人々はより長く生きることができるのです」
このようなディストピア的な新技術を推し進める人が、交友、介護、労働のいずれかを通じて人類を「助ける」ものであるかのような言い方をするときはいつも、立ち止まって考えてみるのがよいだろう。
これは、もっと邪悪な意図のためのカバーストーリーに過ぎない可能性がある。
アマゾンもまた、倉庫や工場で働く人型ロボットを開発することで、人型ロボット市場に参入しようとしている。同社によれば、いつの日か人間が働かない、ロボットだけの「消灯」工場ができるという。
ナショナル・ロボタリウムの事業開発マネージャー、リサ・ファレルは言う。
「合理的な価格のロボットを大量生産することは、規模の経済と技術の進歩によって実現可能であり、製造業、医療、建設、輸送、接客業など、あらゆる種類のロボットが労働力をサポートすることが予想されます」とファレルは言う。
「インテリジェント・ロボットは、生産性を向上させ、品質管理を改善し、反復作業や危険な作業を支援することができる」
