【Insider Paper】時事通信2023年10月27日 12時44分
https://insiderpaper.com/hamas-govt-says-internet-communications-cut-across-gaza/
イスラエルによるパレスチナ自治区への激しい砲撃が続く中、ガザ地区全域で10月27日(金曜)、インターネット接続と電話網が完全に遮断された。
ハマス政府は、イスラエルが「空、陸、海からの血なまぐさい報復攻撃で大虐殺を行うため」の措置だと非難した。
AFP通信のガザ駐在記者は、国境を越えてイスラエルのネットワークに接続できる限られた地域でしか通信できないことを確認した。
パレスチナ赤新月社によると、攻撃が続く中、「中央の緊急電話番号101に障害が発生し、負傷者への救急車の到着を妨げている」という。
同協会は、医療従事者がケアを提供し続けられるかどうか、またスタッフの安全を「深く懸念している」と述べた。
「ガザ地区の作戦室と、そこで活動するすべてのチームとの連絡が完全に途絶えています」と、X(旧ツイッター)で述べた。
この通信遮断は、パレスチナの通信事業者ジョーワールによって確認された。
「この1時間の激しい砲撃で、ガザと外部を結ぶ国際ルートはすべて破壊された」とジョーワールはフェイスブックに書いている。
世界的なインターネット・モニターであるネットブロックスは、ジョーワールのオーナーであるパルテルのライブ・ネットワーク・データを引用して、「ガザ地区での接続が崩壊し、パルテルに大きな影響を与えた」と報告した。
「イスラエルとの戦闘が続く中、接続性が低下しているため、同社はサービスを提供できる最後の大手事業者である」とネットブロックスはXに書いている。