ファイル写真. 2023年3月27日、イスラエルのテルアビブにあるベン・グリオン国際空港の乗客たち。Nir Keidar/Anadolu Agency via Getty Images
【RT】2023年10月13日
https://www.rt.com/news/584851-russians-leave-israel-embassy/
テルアビブにあるロシア大使館は10月13日(金曜日)、すべての国民に対し、利用可能な間は通常の航空便を利用してイスラエルを出国するよう勧告した。
外交官は、イスラエル・パレスチナ紛争の激化による安全保障上のリスクの増大を指摘した。
「今日現在、ロシアや他の企業の定期便を含め、イスラエルを出国する機会はまだある」と大使館は声明で述べた。「我々は、ロシア国民がそれを利用することを強くお勧めします。
「我々はテルアビブ国際空港からのフライトの状況を監視し続ける」と大使館は付け加えた。
10月11日(水曜日)にベン・グリオン空港がハマスのロケット砲撃を受けた後、10社以上の航空会社がベン・グリオン空港からのフライトをキャンセルした。
しかし、イスラエルの航空会社3社と、セーシェル、セルビア、エチオピア、UAE、ブルガリア、ギリシャ、ルーマニア、ドバイの航空会社はまだフライトを続けている。
同大使館は、連絡が取れなくなった他のロシア人に関する情報を得るため、イスラエル警察に確認していると述べた。
近隣の町や村、入植地を狙ったガザからのハマスの攻撃の余波で、火曜日の時点で4人のロシア人が死亡、さらに6人が行方不明となっている。
イスラエルは、10月14日(土曜日)のパレスチナ武装勢力による奇襲攻撃で1,300人以上が死亡したと記録している。
西エルサレム政府は、ガザへの「宣戦布告」、ガザへの複数回の空爆、ガザ北部の市民への退去命令で対応している。
パレスチナ保健省によると、10月12日(木曜)夜の時点で、ガザでの死者は約500人の子どもを含む1,537人、負傷者は6,612人となっている。