ハマスが人質交渉を打ち切り、銃撃下での話し合いを拒否

Palestinian militants from the Ezzedine al-Qassam brigade, the armed wing of Hamas

NurPhoto/Corbis via Getty Images

【Breit Bart】ジョエル・B・ポラック 2023年12月21日 2:14

https://www.breitbart.com/middle-east/2023/12/21/hamas-cuts-off-hostage-negotiations-refuses-to-talk-under-fire/

ハマス武装組織エズディン・アル・カッサム旅団のパレスチナ武装勢力


パレスチナのテロリスト集団ハマスイスラエルとの交渉を打ち切り、これ以上の交渉の前に戦闘の小休止を要求している。

 

ガザのハマス指導者に迫っているイスラエルは、この要求を拒否した。

 

タイムズ・オブ・イスラエル紙が報じた。

 

ハマスの声明は、戦闘が終わるまで、これ以上の人質解放や交渉には応じないと主張している。

 

イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人受刑者と引き換えに人質を解放する可能性のある取引に向けた激しい協議のさなかに、テロ集団は以前からこの姿勢を示してきた。

同グループはすでに、一時的な停戦は受け入れないと主張している。

 

イスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相は12月20日(水曜日)、交渉が続いてもイスラエルハマス「排除」のために戦争を続けると述べた。

 

先週末、ハマスの捕虜から逃れることに成功した3人のイスラエル人質が悲劇的な死を遂げたことで、交渉への圧力が高まった。イスラエル兵は遠くから彼らをテロリストと間違えたのだ。

 

ハマスパレスチナイスラム聖戦(イランの支援を受けたもう一つのグループ)は、この瞬間を利用して、交渉の条件として恒久的停戦を公に迫ろうとした。

 

しかし、イスラエル国民は、人質解放交渉への支持はあるにせよ、依然として戦闘にコミットしている。

 

イスラエルに対するパレスチナのロケット弾攻撃は続いている。12月21日(木曜日)、ガザ中心部のハマス支配地域からテルアビブおよびイスラエル中心部に向けて大規模な一斉射撃が行われたが、負傷者は出なかった。

 

■更新:ハマスの高官ガジ・ハマドはアルジャジーラに、イスラエルが恒久的な停戦に同意しないため、協議は中止だと語った。タイムズ・オブ・イスラエルを経由して、

「一部の人々は、1週間、2週間、3週間と、あちこちで小休止を求めている。しかし、我々は侵略を(完全に)止めたい」

 

イスラエルは人質のカードを奪い、その後、私たちの国民に対する新たな大量殺戮と虐殺を始めると思うからだ。イスラエルが滅亡するまで、ハマスが今後10月7日のような攻撃を繰り返すだろうと述べている。

ガジ・ハマドは、10月7日の攻撃を繰り返すと約束したことで悪名高い。