スプートニク/パヴェル・リシツィン
【RT】2023年10月24日
https://www.rt.com/business/585584-russia-economy-strongest-regions/
ロシア税務局と統計機関ロススタットのデータに基づく調査で、モスクワと資源豊富なウラル山脈のハンティマンシ州とヤマロ・ネネツ自治州が、経済発展においてロシアで最も強力な35地域のランキングのトップになったことがわかった。
2023年第2四半期の数字によると、この3つの地域は、賃金水準と付加価値税（VAT）支払額に基づいてランキングのトップに立った。
10月23日（月曜日）に発表された報告書によると、この間、一部の産業では企業の利益が減少した一方で、賃金は上昇傾向にあったという。
最も多くの付加価値税が徴収されたのは、ロシアの首都、モスクワ周辺地域、サンクトペテルブルグであった。ロシアで最も収益性の高い企業はモスクワ、ハンティマンシ自治州、サンクトペテルブルグであった。
「モスクワのリーダーシップは明らかだ。モスクワは競争力があり、革新的な地域であり、給与水準が高く、最も収益性の高い企業が立地し、富裕層が居住している」と国立研究大学高等経済学院市場研究センター長のゲオルギー・オスタプコビッチ氏は述べた。
「ハーンティマンシ州とヤマロ・ネネツ自治州に関しては、原材料の面で最も豊かな地域であり、産業が発達し、生産性が高い」と付け加えた。
報告書はまた、ロシアにおける労働力需要は、特にエンジニアリング、IT、工業など、輸入代替が行われている分野で急激に伸びていると指摘した。
