【Naturala News】2023年9月19日 ラモン・トーミー著
https://www.naturalnews.com/2023-09-19-survey-70-percent-believe-russia-greatest-threat.html
ある調査では、回答者の70%がロシアが世界にとって最大の脅威であると考え、50%がその称号は米国に属すると考えている。
3月17日から6月12日にかけて実施されたU.S. News & World Reportの「2023 Best Countries Survey」で、このような結果が明らかになった。
世界各地域の調査参加者が、米国、中国、ロシアの3大国のうちどれが世界にとって最大の脅威か、という質問に答えた。
全体では、回答者の72%がロシアを主な脅威として指摘した。回答者の66%が中国を最大の脅威と考えており、50%がアメリカをその役割と見ている。
■■ ロシアに対する感情は、調査対象となった3カ国で高かった
フィンランド(95%)、日本(92.5%)、ポーランド(91.1%)である。
日本では対中感情が高く、回答者の90.8%が北京を脅威とみなしている。
第二次世界大戦中の日中間の争いの歴史は、両国のナショナリストによって持ち出された問題であり、この感情を助長している。
米国が世界にとって脅威であるという点では、この考えへの同意は中国で最も高く、74.8%がワシントンは世界秩序を損ねていると答えた。
この考えについて質問された他の国々は、この主張を完全には信じていなかった、とU.S.ニュースは指摘している。
■■ 先のピュー世論調査では、中国がアメリカに対する最大の脅威とされている。
一方、超党派のピュー・リサーチ・センターによる2023年7月の調査では、アメリカ人の半数が中国をロシアよりも大きな脅威と見なしていることがわかった。
5月30日から6月4日にかけて実施されたこの世論調査では、回答者の50%が北京をアメリカにとっての脅威とみなしているのに対し、モスクワの方がアメリカにとって脅威だと考えている人は17%であった。
興味深いことに、この感情は多くの保守的な共和党員の見解を反映している。
ピューのグローバル意識調査ディレクター、リチャード・ワイクは、アメリカ人は中国の脅威をより "多次元的 "なものと見ていると述べた。
つまり、北京はアメリカの経済と国家安全保障の両方を脅かしているということだ。
これとは対照的に、ロシアは経済的な脅威というよりは、国家安全保障上の脅威と見られている。
2007年に実施されたピュー世論調査では、イランがアメリカ最大の脅威とされたが、2014年の世論調査では3位に転落した。
2014年の調査ではロシアと中国が1位と2位を占め、2019年の世論調査では両国が1位を分け合った。イランは2019年の調査では3位だった。
アメリカ人はますます中国を否定的に見るようになっている。
サイバー攻撃から経済競争まで、あるいは北京の人権に関する記録を懸念している。
興味深いことに、2023年7月のピュー調査では、北朝鮮を米国にとっての最大の脅威と考える回答者はわずか2%だった。
1948年以来、金一族が支配するこの隠者王国は、米国を破壊するという意思を表明してきた。
北朝鮮の3代目指導者である現在の金正恩委員長でさえ、アメリカの攻撃に備えるよう同国の軍隊に促している。
ワイケ氏はまた、ピューの調査で中国を否定的に見る国が増える一方で、ロシアに対する態度は国内的にも国際的にも「圧倒的に否定的」だと指摘した。