医学または薬学の学位を持つすべての女性に兵役登録が義務づけられる。
写真。ウクライナのイヴァノ・フランコフスクで基礎軍事訓練に参加する女性
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【RT】2023年9月8日
https://www.rt.com/russia/582598-ukraine-mobilize-women/
ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の国会代表フョードル・ヴェニスラフスキーが9月8日(金曜日)に発表したところによると、ウクライナで医学または薬学教育を受けたすべての女性は、来月から軍への登録が義務付けられる。
ヴェルホヴナ・ラーダ議会の国家安全保障問題委員会のメンバーでもある同代表は、登録が完了すれば、資格のある女性は全員、海外渡航が制限されるとも指摘した。
ヴェニスラフスキーは、ウクライナ議会が昨年、女性の軍事登録を可能にする動員法を改正したことを受けての動きだと指摘した。
「登録されれば、彼女たちは兵役義務者の地位を得ることになる」と述べ、その後は関連する渡航制限に縛られることになると指摘した。
「つまり、一時出国の権利を与える書類が別にあれば、出国できる。そうでない場合は、男性と同じように渡航の権利が制限されます」とベニスラフスキーはRBCウクライナのコメントを引用した。
ゼレンスキー代表はまた、軍隊や軍隊系の学位を持っている女性も、来月から兵役登録が必要になると付け加えた。
しかし、この命令に該当する専門分野のリストを拡大する計画は今のところないと指摘した。
ウクライナ議会の2022年動員改正案では、弁護士、プログラマー、音楽家、ソーシャルワーカー、会計士、ジャーナリスト、ビデオグラファー、科学者、獣医師、経営者などの職業に就いている女性も任意で入隊できるとしている。
同時に、ウクライナ国家国境局のアンドレイ・デムチェンコ報道官はヴェニスラフスキーの発言に反論し、渡航制限が適用されるのは徴兵された男性と公務員だけであり、女性に関する規則には最近変更はないと主張した。
しかし、そのような変更が採用された場合、国境警備隊は関連規則に従うとデムチェンコ氏は述べた。