【米】フィリー近郊で列車が脱線、避難勧告が出される

AP Photo/Gene J. Puskar
【PJmedia】ケヴィン・ダウニーJr. 2023年7月17日午前9時35分
   https://pjmedia.com/news-and-politics/kevindowneyjr/2023/07/17/breaking-yet-another-train-derails-this-one-near-philly-evacuations-underway-n1711164

 

7月17日(月曜)の午前5時前、フィラデルフィアから北へ約40分のホワイトマーシュ・タウンシップで、危険物を積んだ40両編成の列車のうち15〜20両が脱線した。

 

危険物処理班が呼ばれ、キャンバーン・ロードで避難が始まった。

 

WCAUはタンカーから白い物質が漏れていると伝えているが、WPVIは車から漏れているのは危険性のないシリコンペレットだけだとしている。

 

現時点で負傷者は出ていない。

 

 

CSCXとノーフォーク・サザンの職員は、モンゴメリー郡公共安全局の緊急対応チームのメンバーとともに、すでに現場に到着している。

 

7月17日(月曜)の脱線事故は、今年発生した数十件の脱線事故のうちの一つであり、最も顕著な事故はオハイオ州ニューパレスチンで2023年2月3日に土壌と水路に有害物質が噴出したものである

危険物処理班は漏出物の多くを焼却することを決定し、危険なガスの雲が空中に舞い上がった。

 

2023年7月3日、オハイオ州知事マイク・デワインはバイデン大統領にイースパレスチナの大災害宣言を要請した。この要請は、連邦緊急事態管理庁FEMA)の延長要請の期限に行われた。

 

ノーフォーク・サザンはこれまで、イーストパレスティンとオハイオ州に対し、ペットを含む地元の動物や付近の水路の数万匹の魚が死んだとされる悲劇的な脱線事故に関する費用を弁済してきた。

 

ノーフォーク・サザン社による自主的な支援が、将来のある時点で打ち切られる可能性が残っており、この宣言は、州および連邦政府があらゆる資源を活用して、地域社会に必要な支援を提供するために必要である」と、デワイン知事はバイデン氏への書簡の中で述べている。

 

「この災害は特殊な性質を持っているため、州は現在のニーズを特定し、この災害が個人と地域社会に与える将来的な影響を評価するために取り組んでいる」とデワイン知事の書簡は続けた。

 

「肉体的、精神的な健康への影響に加え、経済的な影響もある。住宅所有者やビジネス(中略)は、資産価値の低下や、人々がコミュニティに来るのをためらうことによるビジネスの損失を目の当たりにしている」

 

 

バイデン大統領は、親トランプのコミュニティであるイースパレスチナをわざわざ訪問することはできなかった。

 

トランプ前大統領は訪問し、町に必要な物資を届けた。

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