イランが上海協力機構に正式加盟、ベラルーシは加盟覚書に調印へ
2023年7月4日、ビデオ会議を行う上海協力機構首脳。Alexander Kazakov / RIA
【RT】2023年7月4日
https://www.rt.com/news/579178-sco-enlargement-iran-belarus/
イランは上海協力機構(SCO)の9番目の正式加盟国となり、ユーラシアの安全保障・経済開発ブロックのオブザーバーとしての地位を格上げした。
加盟は7月4日(火曜日)、輪番議長国であるインドが主催したSCO首脳の仮想会議の中で行われた。
イランは2005年から首脳会議に参加しており、2021年に正式加盟を申請した。
昨年11月、テヘラン議会は同盟加盟に関する法律案を批准した。
「我々の共同体の権威と影響力はますます強くなっている。他国や国際機構からの関心も高まっている。彼らはわれわれを信頼し、友好と協力を望んでいる」
プーチン大統領は、イランがSCOへの正式加盟に向けて急速に前進していることを歓迎した。
プーチン大統領は、イランがSCOに加盟したことを歓迎し、SCOの目標は、「我々の仲間がSCOの多面的な活動に参加できるようにすることだ」と付け加えた。
SCOは1990年代に上海ファイブとして結成され、当初は中国、カザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタンで構成されていた。
2001年にウズベキスタンが加盟し、名称が変更され、2017年の最新の拡大ラウンドではインドとパキスタンが加盟した。
7月4日(火曜日)、ベラルーシはオブザーバー国がSCO加盟国になるために必要なステップである加盟覚書に署名する見込みだ。
ミンスクは昨年、ウズベキスタンで開催された首脳会議でこの手続きを申請した。
ベラルーシの他には、アフガニスタンとモンゴルが現在オブザーバー資格を持っており、10カ国以上がSCOから対話のパートナーとして見られている。