ボリビアは新興経済国との結びつきを強め、持続可能な発展を目指したいと外相が説明した。
2021年4月16日、ラパスでの記者会見で質問に答えるボリビアのロジェリオ・メイタ外相。© AIZAR RALDES / AFP
【RT】2023年8月1日
https://www.rt.com/news/580652-bolivia-willing-join-brics/
ロジェリオ・マイタ外務大臣によると、BRICS経済圏に加盟する準備が整いつつある国のリストにボリビアが加わった。
同外相は7月31日(月曜日)にツイッター(「X」に改名)で、8月22日から24日にヨハネスブルグで開催されるBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成)の首脳会議にボリビアが出席する予定であること、またボリビアのルイス・アルセ大統領が同会議でボリビアの将来の経済・社会発展に関するビジョンを発表する予定であることを明らかにした。
「また、2023年6月12日、アルセ大統領はボリビアがこのグループに参加する意思を正式に伝えたことをお知らせしたい」とメイタは述べ、ボリビアは持続可能で包括的な開発に向けて動き、新興経済国との協力を強化したいと考えていると説明した。
メイタは、ボリビアがこの問題について5カ国すべての加盟国と協議したと述べた。
「長いプロセスであることは承知しているが、我々は正しい道を歩み、国のために懸命に働いている」と同外相は記した。
6月、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、BRICSに20カ国近くが参加する意向があると述べ、国際舞台におけるBRICSの役割が高まっていることの表れだと説明した。
アルゼンチン、イラン、アルジェリアは2022年に正式にBRICSへの加盟を申請した国のひとつで、エジプト、バングラデシュ、エチオピアが今年それに続いた。
6月下旬、ビジネス・スタンダード誌は、BRICSがヨハネスブルグ・サミットでサウジアラビア、インドネシア、アラブ首長国連邦、エジプト、アルゼンチンの計5カ国の加盟に合意する可能性があると報じた。