メドベージェフ元ロシア大統領: 西側が核兵器を送ろうとすれば、ロシアはウクライナを先制核攻撃で攻撃する

Image: Former Russian President Medvedev: Russia will hit Ukraine with preemptive NUCLEAR STRIKE if West tries to send nukes

ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領

【Natural News】2023年5月30日(火) by: アルセニオ・トレド

https://www.naturalnews.com/2023-05-30-medvedev-russia-nuclear-strike-ukraine-west-send-nukes.html#

 

ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は、西側諸国が核武装しようとすることがあれば、自国はウクライナに先制して核ミサイルを撃ち込むと警告した。

 

 

現在、ロシア安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフは、ラオスビエンチャンでの記者会見で、米国と西側諸国の同盟国に対してこのような警告を発した。

 

 

「戦争には不可逆的なルールがある。ウクライナへの)核兵器の運搬となれば、先制攻撃を行わなければならないだろう」と警告したメドベージェフは、これがモスクワが実行に移すことも辞さない現実の可能性であることを把握できていない西側諸国を叱責している。

 

 

メドベージェフ氏は、「特定の状況下において、それは起こるだろう」と述べた。

 

メドベージェフはさらに、現在15ヶ月続いているウクライナでの紛争は、キエフアメリカのF-16のような西洋製の戦闘機を受け取るやいなや、さらにエスカレートすると警告している。

 

欧米が止めない限り、こうした武器輸送は、「もしかしたら核兵器も」ウクライナに持ち込まれるまで、ますます進行していくだろう。

 

「核弾頭を搭載したミサイルが飛んでくるということになる」とメドベージェフは語った。

 

 

 

■■ メドベージェフは、米国が介入を続ければ、紛争は数十年続くと警告した。

 

 


メドベージェフは、2022年2月にロシアのウクライナでの特別軍事作戦が始まって以来、ウクライナが西側同盟国から受け取っている大量の武器、弾薬、その他の軍事装備について議論している最中だった。

 

この軍備の宝庫には、ソ連製のMiG29戦闘機、対空システム、戦術的無人航空機、ロケットランチャーシステム、大砲、数百万発の砲弾が含まれている。

 

 

 

メドベージェフは、米国は「実利的な利益の範囲内で行動している」と指摘した。

 

 

「そして、米国は利益のために紛争を意図的に長引かせ、同時に「数世紀にわたる敵を排除しようとしている」と非難した。

 

 

「ヨーロッパに関しては、私には不思議な話だ。ヨーロッパは狂ってしまった」

とメドベージェフは言った。

 

 

また、メドベージェフは、欧米の介入を続けることは、紛争を長引かせるだけであり、おそらく数十年続くだろうと示唆した。

 

 

「これは新しい現実だ。すべてが交渉で終わるのが常であり、これは避けられないことだが、この人たちが権力を握っている限り、ロシアにとっての状況は交渉という点では変わらないだろう」

 

 

メドベージェフは、ウクライナとの外交に関するモスクワの現在の立場が、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が率いるキエフの現政府とのいかなる停戦も信用できないというものであることに言及している。

 

クレムリンは、ウクライナがゼレンスキーと結んだ停戦や和平を破るだろうと考えており、そのためにはまずウクライナの現政権の本質を覆す必要がある。

 

メドベージェフは、「道化師ゼレンスキーとの交渉は不可能だ」と述べ、「どんなに時間がかかっても、ウクライナはいずれ崩壊する」と主張している。

 

 

「軍事衝突の結果、この瀕死の状態の崩壊のプロセスがどちらに向かうかによって決まるだろう」と彼は言った。

 

ウクライナの国家が比較的ゆっくりと侵食され、国家主権の残りの要素が徐々に失われていくか、あるいは国家としてのすべての特徴が同時に消滅して即座に崩壊するかのどちらかである」と述べた。