トランプ氏は米国のキエフへの武器輸送により、国防総省が軍需品不足に陥っていると主張した。
FILE PHOTO: 2023年4月14日、インディアナ州インディアナポリスで開催された全米ライフル協会大会で講演するドナルド・トランプ元大統領。© AP / マイケル・コンロイ
【RT】2023年5月11日
https://www.rt.com/news/576085-trump-russia-ukraine-dying/
ドナルド・トランプ前米大統領は、ロシアとウクライナの紛争で特定の側を支持するかどうかを明言せず、むしろ流血を完全に終わらせることに集中すると述べた。
5月10日(水曜日)にニューハンプシャーで行われたCNNのタウンホールで、トランプ氏はまた、ワシントンがキエフに多くの弾薬を与えすぎていると主張した。
CNNのケイトラン・コリンズに「ウクライナにこの戦争に勝ってほしいか」と聞かれたトランプ氏は、2期目の選挙運動中でありながら、こう答えた。
「勝ち負けで考えることはない」
「私は、すべての人々を殺し、この国を壊すのをやめるために、それを解決するという観点から考える」と前大統領は言った。
この件についてコリンズ氏から追及されたトランプ氏は、「彼らは死んでいる、ロシア人とウクライナ人だ。私は彼らが死ぬのを止めてほしい」と述べ、国防総省がキエフに提供する軍事援助の額を批判した。
「自分たちのための弾薬がない(のに)、これだけのものを与えている」と述べた。
トランプ氏はまた、欧州がウクライナのために「もっとお金を出して」、ワシントンが提供する援助と比較して「財政援助を均等にする」ことを望むと述べた。
トランプ氏は、自分が大統領になれば「あの戦争を1日で決着させる」と主張し、2024年に当選すれば、ロシアのプーチン大統領とウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領に会うと約束した。