ウクライナ危機は世界的な紛争に発展する可能性があるが、自分が政権をとっていれば起きない、とトランプ元米大統領が主張
ドナルド・トランプ © James Devaney / GC Images / Getty Images
【RT】2022年9月22日
https://www.rt.com/news/563340-trump-world-war-ukraine/
ウクライナでの紛争は第三次世界大戦に突入する可能性があると、ロシアのプーチン大統領が、モスクワは領土の完全性に対する脅威に直面した場合、自らを守るために必要なあらゆる手段を使うと述べたことを受け、ドナルド・トランプ元米大統領が9月21日(水曜日)に警告を発した。
元大統領は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に書き込み、ロシアが2月末に軍事攻撃を開始した後に始まったウクライナ紛争は "決して起きてはならないことだった "と述べた。
トランプ氏は、もし自分がまだホワイトハウスにいたなら、モスクワとキエフの間で敵対行為が起こることはなかったと主張した。
また、「私がかなり前から明らかにしているように、これは第三次世界大戦になりかねない」とも述べた。
プーチンは2日、約30万人の予備役軍を部分的に動員し、現役として召集することを発表した。
ロシアのプーチンはまた、モスクワが「国民を守るためなら、必要なら核兵器を含むあらゆる手段を用いる」と警告した。
「これはブラフではない」とプーチン氏は主張し、ロシアは独立と安全を守るために「利用可能なすべての手段」を使うと述べた。
トランプ氏がウクライナ危機による波及効果に警鐘を鳴らしたのは今回が初めてではない。
6月には、政権の危機対応について、現職のジョー・バイデン大統領を批判し、キエフに何百億ドルもの軍事援助を送り、それが紛争に燃料を注ぐだけだと非難した。
「ウクライナとロシアで起きていることは深刻な危険性をはらんでいる。彼らのやり方では、世界大戦に発展する可能性がある。彼らのやっていることはクレイジーだ」と当時は語っていた。