【SLAY】デビッド・ホーキンス 2023年5月1日 - 10:17 am
フォックス・ニュースのルパート・マードック会長は、スターキャスターのタッカー・カールソンを解雇するという衝撃的な決定を下す直前に、ウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーと密談していたことが明らかになった。
カールソンは、アメリカの企業メディアで最も率直な戦争批判をしている人物である。
この厄介な報告は、セマフォ―のベテランジャーナリストによるものだ。
ウクライナ大統領は4月15日（土曜）、ルパートの後継者であるラクラン・マードックとも会話している。
その会話はすでにゼレンスキーによって確認されている。
セマフォ―によると、「ウクライナの高官はカールソンの取材に対する異論をフォックスの幹部に知らせていたが、通話内容の詳細に詳しいある人物によると、ゼレンスキーはマードック夫妻との通話でそれを提起しなかった」という。
マードック夫妻は、カールソンの多くの挑発行為のうち、どれが彼の解雇の引き金になったかを明らかにしておらず、カールソンが「独裁者」と呼んでいたゼレンスキーが最後の一撃を与えたという指摘も特にないそうだ。
"しかし、カールソンの解雇は、カールソンが放送で批判し、時には舞台裏で戦争に対する立場を変えるよう圧力をかけていた、国会議事堂の主要なウクライナ支持者への圧力を直ちに取り除くだろう。"
リベラル・ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは、『ザ・ウィーク』での以前の報道を持ち出した。
カールソンの昔の番組によく出演していたグリーンウォルドは、こう言っている。
「ウクライナ政府は、アメリカ人、ブラジル人、その他、アメリカの代理戦争に反対しているためにクレムリンの資産であると非難した人々の公式ブラックリストを発行しました。タルシ・ガバード、タッカー、ルーラ・ダ・シルヴァ、ランド・ポール、私、ジョン・ミアシャイマーなどです」
2022年7月、ザ・ウィークが報じた。
ウクライナの情報対策センターは5月1日（月曜日）、「ロシアのプロパガンダを宣伝している」アメリカ人のリストを作成したことを発表した。
ゼレンスキー大統領が2021年に創設したこのセンターは、ランド・ポール上院議員（共和国）、トゥルシ・ガバード元下院議員（ハワイ州）、ジャーナリストのグレン・グリーンウォルド、退役米軍大佐ダグラス・マクレガー、学者のジョン・ミアシャイナー、軍事史家のエドワード・ラットワックの名前を挙げた。
