【米】イスラム過激派「ワープ・スピード作戦」立案者、GITMOで絞首刑に

モンセフ・スラウイ

 

【Real Raw News】BY:マイケル・バクスター 2023年3月29日付

https://realrawnews.com/2023/03/radical-muslim-operation-warp-speed-architect-hanged-at-gitmo/

 

 

アッラーフ・アクバル」。有罪判決を受けたモンセフ・スラウイは、3月27日(月曜日)の朝、グアンタナモ湾の絞首台の上に立ち、自分の死を命じた張本人を威嚇するように見つめながら叫んだ。

 

 

その下で、ダース・E・クランドール提督と数人の高級将校が、スラウイの横に立っていた絞首刑執行人が編んだロープを彼の首にかけるのを黙って見ていた。

 

スラウイはもがき苦しんだが、高くそびえ立つ兵士にはかなわない。

 

兵士はスラウイの手首を簡単に背中に固定し、ジッパータイで縛った。

スラウイはその兵士の顔に唾を吐いた。

 

クランドール提督が「囚人を袋に入れろ」と命じると、兵士は黒いフードをスラウイの頭にかぶせた。

 

「その訴えはどうなっているんだ?」クランドール提督は咆哮した。

 

先週3月23日(木曜日)、スラウイの裁判が終わると、彼の弁護士オマル・アクバルは、この判決を不特定多数の機関に訴えることを約束した。

 

スラウイがワシントンDCのアクバル事務所に電話をかけても、応答はない。

 

「スラウイさん、あなた方がいかに人命を軽視しているか、かつて私は驚かされたことがあります。あなたが今いる場所に立っている他の人たちと同じように、あなたは欲に溺れ、それがこの避けられない運命につながったのです」。

 

クランドール提督は、「私がお前を絞首台に乗せたのではなく、お前が乗せたのだ」と言い、兵士にボタンを押すように指示した。

 

しかし、スラウイの足元にある蝶番のついた扉は開かなかった。

「壊れているのです」と兵士は言った。

 

「アラーは語っている」とスラウイはフードの下からつぶやいた。

「彼はまだ私を受け入れる準備ができていない」。

 

クランドール提督は、「電気技師が来ればすぐに準備できるから、期待するなよ」と言った。

 

アメリカ陸軍工兵隊の電気技師の到着を待つ間、スラウイは提督にアラビア語の罵声を浴びせ、彼を不敬な異教徒、冒涜者、アラーの敵だと罵った。

 

彼は、アッラーとその使徒が復讐してくれるだろうと言った。

 

電気技師は30分後に到着し、兵士がスラウイをどけてから、緑と赤のボタンを押し、ボックスをテストした。

 

この2年間で2度目となる接続部の緩みを指摘した。

 

そして、緑色のボタンを押すとドアが開き、赤色のボタンを押すとドアが閉まるという回路をテストした。

「これで完了です、提督」と言い残し、プラットホームを後にした。

 

兵士は、口を閉ざさないスラウイをドアの上に配置した。

 

クランドール提督は、ワープスピード作戦の設計士にふさわしい最後の言葉をかけた。「ワープ9で次の目的地に到着しますように」。

 

アッラーは偉大なり」とスラウイは言い始めたが、その言葉を終える前に首が折れた。

 

米海軍の医師は、東部標準時の午前10時47分、スラウイの死亡を宣告した。