ベルリン、期限切れのコロナマスク8億枚を焼却処分へ

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【フリーウエストメディア】2023年1月24日

https://freewestmedia.com/2023/01/24/over-17-million-expired-corona-masks-incinerated-so-far/

 


ドイツの4つの連邦州は、合計1700万枚以上の期限切れのコロナマスクを焼却した。

これらは納税者のお金で購入されたものだ。

政府は合計8億個のマスクを焼却することを望んでいる。

 

これは、ドイツの日刊紙ウェルトが発表した全州の調査による。

こうしてバーデン=ヴュルテンベルク州で610万枚、ザクセン州で550万枚、ノルトライン=ヴェストファーレン州で500万枚、メクレンブルク=西ポメラニア州で656000枚のマスクが焼却された。

 

11の連邦州は、これまでにコロナ・マスクを廃棄していないが、廃棄を計画している州もあると報告した。

 

テューリンゲン州はリサイクルの種類に関する情報を提供できなかった。

 

ベルリンの連邦保健省もここ数カ月でマスクを「精力的にリサイクル」している。

これまでにリサイクルされたマスクの数は「100万枚以下」だと広報担当者は述べた。

 

いくつかの州の省庁は、今後もっと多くのマスクを破棄してもらいたいと考えている。

しかし、今のところ、彼らは自分たちが購入したマスクしか燃やすことができない。

 

連邦政府が購入し、各州に配布するマスクについては、連邦政府の同意が必要なのだ。

 

シュピーゲル誌の報道によると、有効期限切れのサージカルマスクは約7億3千万枚、FFP2などのハーフマスクは約6千万枚が対象になっているという。

 

 

■■ 責任を取らない


連邦監査院は、マスクの「大規模な過剰調達」について、イェンス・シュパーン元保健相を非難している。

 

また、2020年3月以降に調達されたマスクの約20%に品質不良が発見された。

 

納品もブロックされ、現在は「熱的に廃棄」されることになった。

 

9月、スパーンは、パンデミックへの対応に多くの誤りがあったことを認めた著書を出版した。

 

その本のタイトルは「私たちはたくさん許し合わなければならない」。

これは、彼が2020年4月に連邦議会で、物議を醸した自分の選択に対する「理解」を促すために使った言葉に基づいている。

 

2021年12月の閣僚任期終了後、シュパーンはコロナ政策について公にコメントしなくなった。