2023年にアメリカ「連合」国から離脱するための住民投票を推進するテキサスGOP

Image: Texas GOP pushing for referendum to secede from the “United” States of America in 2023


【Natural News】2022年6月27日  by: JD・ヘイズ

https://www.naturalnews.com/2022-06-27-texas-gop-pushing-to-secede-from-bidens-america.html#

 

 

今週のテキサス州共和党大会の代表者たちは、ジョー・バイデンの政治化、権威主義化が進むアメリカからの分離独立を全面的に推し進めようとした。

 

 

「州主権」と題するセクションで、大会参加者は以下のような綱領を採択した。

 

テキサス州憲法第1条第1項に従い、連邦政府は私たちの地方自治の権利を損なっている。したがって、テキサス州憲法修正第10条の権利を侵害する連邦政府の強制立法は、無視し、反対し、拒否し、無効化すべきである。」

 

 

テキサス州は米国から分離独立する権利を保持しており、テキサス州議会はそれに合致した住民投票を可決するよう要求されるべきである」と、この楯は続けている。

 

 

また、ブログサイト「Strange Sounds」によると、同綱領では、テキサス共和党は、共和党が支配する州議会の次の会期中に、「2023年の総選挙で、テキサス州が独立国家としての地位を再び主張すべきかどうかを決める住民投票を求める」法案を可決することを望んでいるという。

 

 

同サイトは、多くのテキサス人が信じている「テキサス州は分離独立する権利がある」というのは「神話」であると指摘した。

 

 

The Texas Tribuneによると、テキサスは米国から分離独立できるという神話が続いているのは、同州の独立の歴史に起因するものだという。

 

 

テキサスは1836年にメキシコからの独立を宣言し、米国の州になるまでの9年間を独自の国家として過ごした。その後、1861年に連邦から離脱し、1870年の南北戦争終結後に再加盟している。

 

 

 

合衆国憲法は州が脱退することを規定しておらず、1869年、最高裁はテキサス対ホワイト裁判で、州が一方的に連邦から脱退することはできないとの判決を下している。

 

 

かつて故アントニン・スカリア判事は、「南北戦争によって解決された憲法上の問題があるとすれば、それは脱退する権利はないということだ」と書いている。

 

 

しかし、分離独立の性質上、支持者は自分たちが分離したい政府から許可を得ようとはせず、ただそうするのである。

 

 

しかし、南部諸州が最初に分離独立したとき、彼らは、英国に勝利した後の1780年代の憲法会議において、代表者たちは、州が後日分離を望めば、自発的に分離できるという印象を抱いていたという前提で、それを行った。

 

 

 

そうでなければ、独立戦争の前にすべての植民地が独自の独立した存在だったため、そもそも連合を形成するという合意はなかったはずである。

 

 

しかし、リンカーン大統領と1861年に連邦に残った州はこれに反対し、武力によって南部を連邦に戻すことを決定し、もちろんそれは実現したのである。

 

 

とはいえ、革命運動はルールや確立された法律上の前例には従わない。

 

革命運動はその性質上、反抗的であり、宣言を行い、その宣言に基づいて行動方針を決定する。

 

テキサス州議会で多数派を占める共和党が、実際に分離独立を求める投票用紙を可決するか、グレッグ・アボット知事が署名するかは全く不明だ。

 

しかし、1860年代初頭に南部初の州が分離独立するまでは、おそらく、当時のアメリカ人の多くも、そんなことが起こるとは思ってもみなかっただろう。

 

 

そして今、テキサスは本質的に不法滞在者の大群に包囲されている。

 

 

バイデン政権が宣誓した義務を果たし、国境警備と移民法を執行することを拒否しているからだ。

 

 

さらに、同政権はそうした移民たちを連れて、何十万人もの移民を国の内陸部に送り込んでいる。

 

 

だから、テキサス州民が不在で無責任な連邦政府を追い出す権利があるとすれば、それは今だろう。

 

そして、おそらくそうすべきだ。おそらく、他の州もそれに加わるだろう。