Official White House photo by Tia Dufour
【WNDニュースサービス】 2022年8月3日 BY:マックス・キーティング
デイリー・コーラー・ニュース・ファンデーション
上院民主党は、ドナルド・トランプ前大統領または2024年に大統領に選出された別の共和党員が、約5万人の連邦政府職員を入れ替えたり、解任したりすることを防ぐための法案を制定しようと躍起になっている。
アクシオスが報じたところによると、トランプ氏は大統領就任後数日のうちに「スケジュールF」と呼ばれる大統領令に署名し、大統領が通常政権ごとに交代させる約4千人の政治任用者だけでなく、通常誰が大統領執務室にいても雇用保障を維持する推定5万人の追加公務員の交代を可能にした。
「沼を排水する」という彼の公約の一部であった。
アクシオスによると、ここ数週間、上院民主党は、トランプや他の共和党大統領が彼のアジェンダに沿った公務員を作ることを防ぐために、ガードレールを設置しようとし始めているとのことだ。
トランプは、連邦官僚機構を縮小し、行政国家を機能不全に陥れる方法について、計画を立てている。
バージニア州の民主党上院議員ティム・ケイン氏は7月27日、スケジュールFの再分類から「公務員を確保し、数万人の連邦職員を雇用保護と適正手続きの権利の喪失から守る」ための法案を提出した。
「私たちのキャリア、無党派層の公共部門の労働力は、私たちの国の最大の資産の一つである。私たちが必要とする最後のものは、大統領が献身的で経験豊富な公務員を解雇し、法の支配の中で政府の機能を遂行するスキルを持たないおべっか使いやペテン師とそれらを交換することです」と、法案の別のスポンサーであるメリーランド州の民主党上院ベンカーディンはプレスリリースで述べている。
公務員を監督する議会の小委員会の議長である民主党のゲリー・コノリー下院議員も、先週ワシントン・ポストにスケジュールFの再分類に反対する論説を寄稿し、今年の国防費パッケージに今後これを防止するための修正条項を加えようとしている。
「いかなる政権も、公務員を政治的に利用することは許されない。私の修正案は、どの連邦職員に公務員としての保護を与えるか、与えないかを決める議会の特権を維持するものだ」とコノリー氏はDaily Caller News Foundationに語った。
「今後の政権は、連邦職員の分類や保護に大幅な変更を加える前に、議会に法的権限を求める必要がある。政治的忠誠心ではなく、専門知識がこの国を動かすという、公務員の基本原則は残されなければならない。」
ケインとコノリーの両氏は、特に公務員が多く居住するバージニア州の選挙区を代表している。
ノースウェスタン大学の調査によると、1997年から2019年にかけて、連邦官僚の約半数を民主党が占め、共和党は3分の1から4分の1、残りは無党派層であったという。
アクシオスによると、連邦政府の職員はおよそ200万人なので、スケジュールFが照準を合わせる推定5万人は、連邦政府全体の仕事のわずか2.5％を占めるに過ぎない。
テッド・クルーズ上院議員やマルコ・ルビオ上院議員など、多くの著名な共和党員が テッド・クルーズ、マルコ・ルビオ、リック・スコット、ジョシュ・ホーリーといった多くの著名な共和党議員は、スケジュールFの再分類や連邦官僚のインフラに対する他のオーバーホールに同情的であるとアクシオスに語っている。
「スケジュールFは正しい方向への一歩だった。D.C.の官僚機構にもっと責任を持たせる必要がある」。
元国務長官のマイク・ポンペオ氏は、「優秀な職員には報酬を与え、成績の悪い職員には門前払いを食らわせる必要がある」とアクシオスに語った。
ケイン氏も人事管理局も、DCNFのコメント要請にはすぐに応じなかった。
