グラフェン入りのフェイスマスクに健康への懸念が浮上

Image: Graphene-laced face masks raise health concerns



【Natural News】2022年6月28日  BY:ケビン・ヒューズ

https://www.naturalnews.com/2022-06-28-graphene-laced-face-masks-raise-health-concerns.html#

 

 世界中の政府によってフェイスマスクの着用が義務付けられている数百万人の人々が、近いうちに肺を損傷していることに気づくかもしれない。

 

 

一部のメーカーが、「ウイルスを不活性化する」目的で、フェイスマスクにグラフェンコーティングを施したという報告が浮上したのだ。

 

 

The Conversationは、メーカーが、再利用可能な使い捨てのフェイスマスクに、「ウイルス対策を追加するために」グラフェンコーティングを追加したと報告している。

 

 

しかし、グラフェンでコーティングされたマスクを通して呼吸すると、グラフェン粒子が解放され、マスクの他のフィルター層を通過して肺に侵入するという理論的リスクがある。

 

 

報告書は、「吸い込んだ場合、体がこれらの粒子を肺の損傷を防ぐのに十分な速さで除去できない可能性がある」と指摘している。

 

 

2020年9月のフェイスカバーに関する科学文献と公表されたガイダンスや報告書のショートレビューによると、環境モデリンググループと新・新興呼吸器ウイルスの脅威諮問グループが英国政府向けに報告書を作成した。

 

 

この報告書では、「フェイスカバーの着用に関連する良い証拠は不足しており、(着用)期間に関連するデータは非常に少ない」と述べられている。

 

 

2021年3月26日、カナダ保健省がグラフェンを吸い込むとアスベストのような肺障害を引き起こす可能性があると警告し、ケベック州政府は学校やデイケアセンターからフェイスマスクを撤去した。

 

 

マスクは中国で生産され、ケベック州のメーカーMétalliferが販売・配布していた。

 

約460万枚のグラフェン塗布マスクがケベック州政府によって学校に配布されたが、マスクがどの程度広く使用されたかは不明である。

 

 

2021年4月2日、カナダ保健省は、グラフェンまたはバイオマスグラフェンを含むフェイスマスクを使用しないようカナダ国民に要請し、それらのマスクのリコールを発表した。

 

 

一方、スペインの医薬品・健康製品庁は2021年4月15日、グラフェンを含むマスクの自主的な販売中止を求め、グラフェンのナノ粒子を吸引した際の肺毒性の危険性について調査を開始、「これらのマスクは使用しないことが推奨される」と表明した。

 

 

2021年6月上旬、フランス公衆衛生局はフランスの病院に対し、バイオマスグラフェンを含むフェイスマスクを使用しないよう警告した。

 

しかし、2020年4月に発注した中国製マスク約6050万枚の中から、グラフェンを含む可能性のあるフェイスマスク1690万枚が既に払い下げられた。

 

 

 

■■ グラフェンマスクのメーカーがコメントを発表

 

 

武漢コロナウイルス(COVID-19)に対して99%の効果があると報告されたグラフェンベースのウイルス除去インクを作ったカナダのZen Graphene Solutionsは、最新の主張を認識しており、「グラフェンの使用を規制し、公衆にとって安全でない製品を取り除くための措置を整え支持する」と述べている。

 

 

そのうえで、自社の製品は、いくつかの 包括的なテストで安全であることが判明していると述べている。

 

 

同じくカナダのNanoXplore社は、同社の素材GrapheneBlackの規制認可に関する最新情報を提供した。

 

 

それによると、2020年9月4日、プラスチック、熱硬化性複合材料、塗料、コーティング剤の添加剤として、またバッテリー電極の一部として商業利用するために、カナダ国内で同社のGrapheneBlackを任意の量で生産、販売する承認をカナダ環境保護法に基づいて取得したという。

 

 

一方、グラフェン評議会は、カナダ保健省がグラフェン入りのフェイスマスクの販売と流通を全面的に停止する決定を下したことで、合法的で信頼できる生産者やサプライヤーが損害を受ける可能性が高いと述べている。

 

 

グラフェンは、炭素原子からなる薄いながらも強力な導電性の二次元シートで、通過するウイルスや細胞に機械的な損傷を与えることで、微生物の拡散を防ぐことができる。

 

 

マイナス電荷を帯びた電子は、ウイルスや細胞を静電的に捕捉し、不活性化させるとともに、細胞に酸素フリーラジカルを発生させ、細胞の新陳代謝を損なわせる。