セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領
【America First Report】BY:マック・サルボ 2022年12月29日
https://americafirstreport.com/another-war-is-threatening-to-explode-in-europe/
ロシアとウクライナの紛争が1周年を迎えようとしている今、ヨーロッパで別の大きなエスカレーションが爆発する恐れがある。
2023年の世界大戦の火種となるのだろうか。
セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は今週、コソボからの脅威にさらされているという。
北部コソボのセルビア人居住区を守るため、自軍を「最高レベルの戦闘準備態勢」に移行させた。
ブチッチ氏は、軍が「国民を守り、セルビアを保護するためにあらゆる手段を講じる」と述べている。
この地域の緊張は、90年代の熱い戦争が終わってからも、あまり静まってはいない。
ヤフーニュースの報道によると、12月10日、北部のセルビア系住民が、約5万人のセルビア系住民が住む地域を実質的に分断する9つの道路ブロックを設置し、アルバニア系住民が多数を占めるプリシュティナのコソボ政府を怒らせているという。
このエスカレーションにはNATO(北大西洋条約機構)も関わっており、このところ、この団体が戦争屋であることは周知の通りだ。
12月25日(日曜日)には、NATOの平和維持軍のパトロール部隊の近くで銃撃があり、西側との緊張の最新の波を引き起こした、という報告があった。
コソボはヨーロッパで最後の戦争があった場所であり、1999年3月に当時のアメリカ大統領ビル・クリントンの命令で、NATOが78日間にわたる軍事作戦を開始し、終結した。
セルビアはようやく和平協定に調印し、コソボからの撤退に同意したが、両国が真の平和を享受したことはない。
1999年以降、NATOの平和維持軍が駐留している。
この戦争で60万人以上のコソボ人難民がヨーロッパに流出した。
コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言したが、セルビアはこれを認めていない。-ヤフーニュース
ヨーロッパが「自制」を求めているように、この惑星の支配層が何か言うならば、別の世界的な戦争が起こることは、むしろ明白になってきている。
もちろん、彼らは戦ったり死んだりする人たちではない。
それは、盲目的に従順な人々のためのものである。