中国の習近平は「ゼロC-19」に対する国民の怒りの脅威に直面している

                 

2022年11月30日【TLBスタッフ】

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上海(AP)-中国の終身指導者としての新たな権限を与えてからわずか1カ月、習近平は、まもなく4年目を迎える「ゼロCOVID」戦略に端を発し、過去数十年間見られなかった国民の怒りの波に直面している。


2022年10月23日、北京の人民大会堂で行われた政治局常務委員会の新メンバー紹介のイベントで手を振る習近平国家主席

 

中国の終身指導者として新たな権限を付与してからわずか1カ月で、習近平は、まもなく4年目を迎える非合法な「ゼロ・コヴィッド」プログラムに端を発した、過去数十年間見られなかったような国民の怒りの波に直面している。

 

先週末、上海や北京などの都市でデモ隊が街に繰り出し、政策を批判し、警察と対立し、習近平の退陣を求める声さえ上がった。

 

11月28日(月曜日)には、南部の半自治都市である香港にデモ隊が集まった。

 

香港では、2019年に始まった数カ月にわたるデモの後、厳しい取り締まりによって民主化運動がほぼ消滅した。

 

香港中文大学の学生たちは「独裁反対」と唱え、「フリーダム!」と唱えた。

これまでのデモの震源地であったセントラル地区では、献花が行われた。

 

2022年11月27日(日)、北京で白紙を掲げ、スローガンを唱えながら抗議デモを行うデモ参加者たち。厳しいウイルス対策に怒ったデモ参加者は、中国の強力な指導者に辞任を求め、少なくとも8都市で当局が日曜日に与党共産党への珍しい直接の挑戦となるデモの抑制に奮闘する中、前例のない非難を浴びせかけた。

 

広範なデモは、1989年に北京の天安門広場を中心とした学生主導の民主化運動を軍が鎮圧して以来、前例のないことだ。

 

デモ参加者の多くは、家族を数ヶ月間家に閉じ込めることができ、科学的でも効果的でもないと批判されている制限に怒りを集中させた。

また、制度が自分たちのニーズに応えてくれないという不満もあった。

 

習近平の辞任と73年間中国を支配してきた共産党の終焉を求める叫びは、扇動とみなされる可能性があり、刑務所で処罰される可能性がある。

 

群衆が習近平国家主席の辞任を要求し、何百万人もの人々を家に閉じ込める統制に抗議した後、当局は散在する地域のアンチウイルス規則を緩和したが、中国の厳しい「COVIDゼロ」戦略を11月28日(月曜日)に確認した。

 

これに対し、上海の警察はデモ参加者を追い払うために唐辛子スプレーを使用し、警察の一斉捜索で数十人が拘束され、警察のバンやバスで連行された。

 

中国の広大な国内治安組織は、問題児と見なされる人々を特定し、ほとんど人が見ていない時に後で逮捕することでも有名だ。

 

さらなる抗議の可能性は不明だ。

政府の検閲により、デモを支援するビデオやメッセージはインターネットから削除された。

 

そしてアナリストは、分裂が生じない限り、共産党は反対意見を封じ込めることができるはずだと言う。