ロシアの副首相によると、このプロセスは時間とコストがかかるという。
【RT】2022年10月2日
https://www.rt.com/business/563912-nord-stream-pipes-restored/
ムクラン港の敷地内に保管されている、ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の未使用パイプ(2022年9月27日、ドイツ・ルブミン)
© Getty Images / Stefan Sauer/picture alliance(ゲッティ イメージズ/シュテファン・ザウアー/ピクチャー アライアンス
ロシアは今週初めに破損したノルドストリーム1と2のパイプラインを修復できるかもしれないと、アレクサンドル・ノヴァク副首相が10月2日(日曜日)に述べた。
「インフラを修復する技術的な可能性はあるが、時間と適切な資金が必要だ。適切な機会が見つかると確信している」とノヴァク副首相はロシア第1放送に語った。
しかし、同高官によると、まずは事件の背後にいる人物を特定することが先決だという。
「今日の時点では、まず誰がやったのかを解明することが必要であり、以前から立場を表明していた特定の国々が関心を寄せていることは確かだ。米国もウクライナも、そしてポーランドも一時は、このインフラはうまくいかない、そのために何でもすると言っていたので、もちろん、真剣に調べる必要がある」とノヴァク氏は述べた。
ドイツの安全保障サービスを引用して、ターゲシュピーゲル新聞は先に、塩水が腐食を引き起こす可能性があるため、損傷したルートを迅速に修理しなければ、永久に使用できなくなる可能性があると報じた。
デンマーク当局は10月3日(月曜日)、地元パイプライン事業者が同地域での一連の海底爆発に伴う圧力低下を指摘した後、ノルドストリーム1および2の両パイプラインで漏れが発生していると報告した。
デンマーク・エネルギー庁は10月2日(日曜日未明)に、ノルドストリーム1の圧力は安定し、ガス漏れは収まったと報告し、10日1日(土曜日)にはノルドストリーム2のガス漏れも収まったと発表している。
この事件は、妨害工作の結果であるという見方が強い。
ロシアはこれをテロ攻撃と呼んでいる。
背後の人物はまだ特定されていないが、モスクワは米国を非難している。