ロシア、EUに米国をノルドストリームパイプライン妨害の容疑者として扱うよう指示

ロシアのガスを直接ドイツに送る海底インフラが、多くの人が秘密攻撃と考えるような損害を受けた。

 

      デンマークのF16迎撃機から見たNord Stream 2で漏れるガス

      © Danish Defence / Anadolu Agency via Getty Images

 

【RT】2022年9月28日

https://www.rt.com/russia/563639-zakharova-nord-stream-sabotage/

 

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ガスパイプライン「ノルドストリーム」への被害について、EUが「可能な限り強い対応」で罰するつもりなのは誰か、と質問した。

 

同外交官によると、ポーランドの前外相はすでに、明らかに破壊工作の背後にいる当事者として米国を特定しているという。

 

ラドスワフ・シコルスキ氏は、様々なシンクタンクに勤務していたことから、ワシントンのエリートたちとつながりが深い。

 

今週、2本のノルドストリーム・パイプラインが、意図的な攻撃と疑われる深刻な被害を受けた。

 

欧州委員会ウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は9月27日(火曜日)、この事件を「妨害行為」と呼び、「活発なヨーロッパのエネルギーインフラを意図的に破壊することは容認できず、可能な限り強い対応につながるだろう」と警告した。

 

9月28日(水曜日)、ザハロワは、警告が具体的に誰に適用されるのか質問した。

「理解できない シコルスキー欧州議会議員は米国に感謝したが、ウルスラはそこで誰を『脅迫』しているのか」とソーシャルメディアに書き込んだ。

 

ザハロワは、現在EUの議員であるシコルスキが、爆発が起きた現場の写真をツイッターに投稿し、言葉とともに事件に対する反応を示したことを指している。

 

"ありがとう、アメリカ"。彼は、この事件を "特別なメンテナンス作業 "と表現している。


シコルスキーは、ベラルーシポーランドを経由するヤマルーヨーロッパ陸上パイプラインに言及し、「ロシアからドイツを含む西ヨーロッパにガスを取るためのパイプライン容量に不足はありません」と付け加えた。

 

ノルドストリーム弦の損傷後、ロシアのプーチン大統領は、供給再開のために代替ルートを「支配している国々と話をしなければならないだろう」と予測した。

 

ザハロワは先に、シコルスキーのツイートが "テロ攻撃であるとの公式声明 "に相当するかどうかを尋ねた。

 

一方、ドミトリー・ポリアンスキー国連ロシア副大使は、シコルスキー氏の「民間インフラを標的としたテロスタイルの背後に誰がいるのかを明確にした」ことに感謝した。

 

モスクワがウクライナに軍隊を送り込んだ2月下旬の前後、ロシアの海底パイプライン、特にノルドストリーム2に対する西側諸国の脅迫は後を絶たない。

 

昨年9月からガスを送る準備はできていたが、ドイツが認定を拒否したため稼働していない。

ポーランドのドゥダ大統領は先月、このパイプラインを "完全に廃棄する "よう要求している。

 

ジョー・バイデン米大統領は、ロシアがウクライナで軍事作戦を開始する前の2月上旬、モスクワがキエフに対して行動を起こせば、「ノルドストリーム2はなくなる」と警告した。

 

我々はそれに終止符を打つだろう。

ジャーナリストから、具体的にどういう意味なのか明らかにするよう求められ、バイデンはこう答えた。「約束しよう、我々はそれを実行することができるだろう」。

 

米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、9月27日(火曜日)にこの事件についてコメントし、ロシアのパイプラインを攻撃することは、"誰の利益にもならない "と述べた。

 

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私のコメント

 

ブリンケンは「ロシアのパイプラインを攻撃することは、誰の利益にもならない」などと馬鹿なうわ言をテキトーに言っています。

 

グレートリセットの完成を目指して必死に働いているディープステートは彼らグローバリストの利益になるから日々このような破壊工作活動をしているわけです。

 

今回のノルドストリーム1&2のエネルギー関係の破壊があっても、それより前には農業の破壊、食品加工工場の爆発はいろいろな国で起きています。日本でも起きています。

360度の破壊活動を行っているのがグローバリストの今の地点です。

人の破壊ということも起こるでしょう。特に冬の間、欧州の人々は大変な状況に追い込まれてしまいます。