【ZeroHedge】by: タイラー・ダーデン 2022年8月26日
欧州全域で加速する差し迫ったエネルギー危機と、「ウクライナの民主主義を守らなければならない」という理由で黙認しない政策決定者に後押しされ、ドイツの製紙業界はトイレットペーパーの供給ボトルネックに警鐘を鳴らしている。
Focus.deが報じたように、製紙業界は警鐘を鳴らしている。
ガスが不足した場合、十分な量のトイレットペーパーを生産することはもはや不可能であろう。
8月26日(金曜日)に行われる「国際トイレットペーパーデー」に向けて、ドイツの製紙業界は新たなボトルネックについて警告を発している。
製紙業協会副会長のマーティン・クレンゲル氏は、次のように述べている。
「私たちは、特にティッシュペーパーの生産にガスに依存しています。これがなければ、もはや安定供給は不可能だろう」と述べている。
Die Papierindustrieが提供するデータによると、ドイツ国民は一人当たり年間平均134ロールのトイレットペーパーを使用している。
「現在のエネルギー危機の中で、この重要な商品を人々に提供することが私たちの最優先事項です」とクレンゲル氏は強調した。
ドイツがトイレットペーパー不足に陥ったのは、パンデミック(世界的大流行)が始まった時で、その時は買いだめに走ったという。
電気料金の高騰とトイレットペーパーの不足は、今後の事態の予兆なのだろうか?
次は何だろう? ベネズエラの人たちのようにフラミンゴを食べるのか?