【TLBスタッフ】2022年7月17日
ゼロヘッジ BY:タイラー・ダーデン
イタリア、スペイン、ポーランドの農家は、窒素肥料化合物の使用を減らすよう強制し、産業を衰退させる「グリーン」政府規制に抗議するため、オランダの農家に参加した。
イタリアの農民は、「我々は奴隷ではない、農民だ」と言い、ミラノの街をトラクターで走り抜け、街の交通を遮断した。
モーニングスターによると、「イタリアの農家は、農産物の3分の1が危険にさらされるほどの深刻な干ばつにより、差し迫った危機に直面している」という。
同国の農業大臣ステファノ・パトゥアネリは今週初め、国会で、イタリアは今後数十年の間にさらに40%の水資源の喪失に直面すると述べた。
農家は、この非常事態の結果、約30億ユーロの損失を被り、ウクライナ紛争の結果、コストが急上昇している燃料価格の上昇によって大きな打撃を受けている、と述べている。
EuroWeekly Newsによると、スペインでは、バダホス、グラナダ、アルバセテの農民が、外国人農民と連帯してトラクターを街頭でパレードし、国内でも食料とガソリン不足を理由にした全国的な抗議デモが行われたそうだ。
また、ポーランドでは、先週末にワルシャワに農民が集まり、インフレやその他の政府の措置に抗議した。
オランダでは、トラクターなどの農業機械が倉庫を塞ぎ、出荷を妨げているため、抗議行動によってスーパーの棚が空っぽになっている。
この動きに対して、オランダのマーク・ルッテ首相は国家警察を動員して取り締まろうと試みている。
(*オランダ首相ルッテはDSであり、どっぷりWEFの悪党です)