ウクライナ紛争はすでに世界大戦である -セルビア

西側世界全体がウクライナ経由でロシアと戦っている、とセルビア大統領アレクサンダル・ヴチッチ氏が述べた。

 


セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領。© AP / Darko Vojinovic


【RT】2022年7月14日

https://www.rt.com/russia/558970-vucic-wwiii-russia-ukraine/

 

 

 

セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は7月14日(水曜日)、地元メディアに対し、西側諸国がキエフ代理人を通じてロシアと戦っていることから、ウクライナ紛争は実際、すでに世界大戦であると語った。

 

 

「世界大戦の中で、西側世界全体が、ウクライナ人を介してロシアと戦っていることを理解すべきである。これは世界的な紛争である」とピンクTVのインタビューで語った。

 

 

ヴチッチ大統領は、現在進行中の世界規模の戦争が最も懸念されることであり、悪化の一途をたどるという見方を示した。

 

 

また、ウクライナでの紛争がバルカン半島にも影響を与えているとし、セルビアはこの地域の平和を守るために最善を尽くすと繰り返した。

 

 

さらにヴチッチ氏は、ロシアがウクライナ東部でさらに地歩を固めた後、プーチン大統領がある "提案 "をもって西側諸国にアプローチしてくると考えている。

 

 

何が待っているかはわかっている。プーチンがセヴェルスク、バフムト、ソレダルで仕事を終え、第二線スラヴィアンスク-クラマトルスク-アヴデフカに到達した後すぐに、彼はある提案を持ちかけるだろう。

 

 

そして、もし彼ら(西側諸国)がそれを受け入れないなら、- 受け入れないだろうが - 大混乱に陥るだろうと、構想の詳細は明らかにせずに予測した。

 

 

ヴチッチ氏はまた、自国がロシアや中国と緊密な関係を維持していることに注意を促し、そうした政策を追求することは、今のベオグラードにとって容易なことではないとも付け加えた。

 


セルビアのアレクサンダル・ヴーリン内相が7月上旬、ロシアとの紛争で「NATOの歩兵」になることを強いるのではなく、1999年の空爆作戦についてベオグラードに謝罪すべきだと述べたことを受け、ブチッチ氏のコメントが発表された。