エルドアン大統領、トルコは世界最高の軍隊を持つことになると発言

2022年7月1日、トルコのイスタンブールにある国防大学で演説するトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領。©トルコ大統領府

 

【RT】2022年7月2日

https://www.rt.com/news/558240-erdogan-turkey-best-military/

 


トルコの軍隊は「偉大で強力な」トルコを作り上げたとエルドアン大統領は語った。

 

 

トルコのエルドアン大統領は、アンカラの軍隊を「世界一」にすることを誓い、近年「畏敬の念を抱かせる」成果と訓練の大きな進歩を遂げたと主張してる。

 

 

7月1日(金曜日)にイスタンブールにあるトルコ国防大学の卒業式で、エルドアンは「偉大で強力なトルコの建設に貢献した」軍隊を称賛し、こう付け加えた。「陸でも海でも空でも、軍隊に乗り越えられない脅威はない」。

 

 

「我々は常に生まれ変わり、トルコ軍をその全ての要素、訓練、装備、技術、経験で世界一にするまでさらなるステップを踏むだろう」と大統領は続けた。

 

 

アンカラの軍事訓練システムにおける「欠陥や改善が必要な点」は認めたものの、エルドアン氏は2017年の国防大学の開校が大きな転機となり、新兵に対する教育や訓練が「完全に変化」したと述べた。

 

 


「私たちは、すべての軍事教育・訓練機関を一つ屋根の下に集めました。この共同体制により、我々は世界の事例と今日のニーズの両方を反映した近代的な教育システムを作り上げた」と付け加えた。

 

 

大統領はまた、トルコが加盟しているNATOや、フィンランドスウェーデンからの加盟申請など、地政学的な問題にも言及した。

 

 

「加盟を希望する国々は、まず我々の条件を受け入れ、文書で約束することが必要だ。これらは、加盟への招待状である」と述べた。

 

「彼らが条件を満たせば、我々は我々の役割を果たすだろう」と。

 

 

アンカラは当初、北欧2カ国がテロリスト集団をかくまうと非難し、加盟申請に反対していたが、現在は態度を軟化させ、ヘルシンキストックホルムに、NATOに加盟するならばテロ容疑者の引き渡しに同意するよう要求している。

 

 

しかし、エルドアン大統領はその後、スウェーデンフィンランドが約束を破った場合、トルコはこの動きを阻止することができると警告した。