「今こそ独立の時」-スコットランドの指導者

ニコラ・スタージョン氏は、2023年10月に2回目の英国離脱投票を行うと発表した。

 


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【RT】2022年6月28日

https://www.rt.com/news/557997-scotland-independence-vote-now-time/

 

 

スコットランドのニコラ・スタージョン第一首相は20日、2回目のスコットランド独立のための住民投票を2023年10月19日に実施すると発表した。

 

ただし、「イエス」の投票だけではスコットランドを英国から切り離すことはできない。

 

スタージョン氏は、スコットランドの議会であるホリールードで議員に、政府が6月27日(火曜日)遅くにスコットランド独立住民投票法案を発表すると語った。

 

 

この法案は、来年10月の住民投票について規定するもので、スコットランド人は、失敗した2014年の独立住民投票と同じ質問、「スコットランドは独立国になるべきか」を問われることになる。

 

 

「今こそ......我が国の将来を議論し、決定する時だ.....」 スタージョンは宣言し、「スコットランドの民主主義がボリス・ジョンソンやいかなる首相の虜になることは許さない 」と付け加えた。

 

今こそ独立の時だ。

 

 

しかし、スタージョン氏は、住民投票は「協議的」であり、英国議会で結果を承認する法案が可決されない限り、投票は象徴的なものになると認めた。

 

 

ロンドンはスコットランド議会に、住民投票を法的拘束力のあるものにする、いわゆる「30条命令」を与えることも可能で、スタージョン氏はボリス・ジョンソン英首相に、そうした命令の「条件を交渉する」よう呼びかけた。

 

 

しかし、ジョンソンはこれを認める気配を見せず、以前は2014年の独立投票を 「一代限りの出来事」と表現していた。

 

彼は昨年、再び国民投票を行えば、「無意味な憲法上の論争」になると述べている。

 

 

2014年の住民投票では、スコットランド人は55-44%で英国残留を決めた。

 

スタージョン氏は、昨年選出されたスコットランドの議員の過半数が独立を支持していることを指摘したが、世論調査では、2014年の投票以降、独立への支持は一貫して低下していることが分かっている。

 

 

5月の最新のIpsosとYouGovの世論調査では、いずれも連邦残留を望む人が46%、独立を望む人が38~45%となっています。

 

 

しかし、2016年に英国人の過半数EU離脱に投票したのに対し、スコットランドの選挙区はすべて残留に投票した。

 

スコットランドが独立を確保した場合、スタージョンスコットランドを再び欧州圏に戻すと約束している。