ロシアのラブロフ外相、プーチン氏の病気を否定

     

     AFP時事


【Insider Paper】AFP2022年05月29日

https://insiderpaper.com/russias-fm-lavrov-denies-putin-is-ill/



ロシアのラブロフ外相は29日、ウラジーミル・プーチン大統領が病気であるとの憶測を否定し、何らかの病気を示す兆候はなかったと述べた。

 

 

プーチン大統領の健康や私生活はロシアではタブー視されており、公の場で語られることはほとんどない。

 

フランスの放送局TF1の質問に答えて、ロシアの外交官トップはこう言った。」まともな人は、この人に何らかの病気や不調の兆候を見ることはできないと思う。」

 

ラブロフ氏は、10月に70歳になるプーチン大統領は「毎日」公の場に姿を現していると述べた。

 

「スクリーンで彼を見ることもできるし、彼のスピーチを読んだり聞いたりすることもできる」と、ラブロフはロシア外務省が発表したコメントの中で述べた。

 

「このような噂を広めた人たちの良心に任せます」。

 

20年以上ロシアで権力を握っているプーチンは、2月24日にウクライナに軍を派遣し、世界中に衝撃を与えた。

 

モスクワの攻撃により数千人が死亡し、ヨーロッパでは第二次世界大戦後最大の難民危機を引き起こし、西側諸国のモスクワに対する前例のない制裁措置につながった。