プーチン大統領、来週ロシアでグテレス国連事務総長と会談へ

    
【Inside Paper】AFPA2022年4月22日

https://insiderpaper.com/putin-to-meet-with-un-chief-guterres-in-russia-next-week-kremlin/


ロシアのプーチン大統領は来週、ロシアで国連のアントニオ・グテーレス事務総長と会談を行うと、クレムリン20日発表した。

 

この発表は、ウクライナでのモスクワの軍事作戦が58日目に行われ、数千人が死亡し、1200万人以上が避難し、第二次世界大戦以来最悪の難民危機がヨーロッパで発生していることを受けたものである。

 

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は国営通信社RIA Novostiに、「4月26日(火)、アントニオ・グテーレス国連事務総長がモスクワに到着し、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談する予定だ」と語った。

 その他の詳細はすぐには明らかにされなかった。

 

国連は、事務総長が来週モスクワでプーチン大統領と会談することを確認した。

国連の報道官は4月20日(水曜日)に、グテーレスがロシアとウクライナの大統領と会談するよう要請したと述べた。4月22日(金曜日)に、国連の広報担当者である金子恵理氏は、ウクライナの訪問はまだ計画中であると述べた。金子氏は記者団に対し、「スケジュールや準備については、まだウクライナと協力している」と述べた。

 

プーチンが2月24日にウクライナに軍隊を派遣して以来、国連はこの危機の中でほとんど疎外されてきた。グテーレス氏は、紛争を終わらせるための対話に拍車をかけようとしている、と国連は述べている。

 

プーチンは、国連総長がロシアの軍事作戦は国連憲章に違反していると述べて以来、グテーレスの電話を取らず、接触もない。

国連人権高等弁務官のミシェル・バチェレは4月22日(金曜日)、ウクライナにおけるロシアの行動は、民間人の即席処刑や民間インフラの平定を含み、戦争犯罪に相当する可能性があると指摘した。