【Natural News】2022年4月21日 by: アルセニオ・トレド
https://www.naturalnews.com/2022-04-21-russia-launches-phase-two-of-ukraine-invasion.html
ロシアのウクライナでの作戦の第2段階が始まり、多くの軍事アナリストや専門家は、ウクライナ東部に焦点を当て、ドンバス地域のウクライナ人保有地域への攻撃を行うだろうと考えている。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まると、ロシア軍は直ちにウクライナ南部、東部、北部の各地に展開し、首都キーウへの攻撃も試みるなど、手薄な状態に陥った。
この最初の攻撃でウクライナ軍に大きな損害を与えたが、ロシア軍上層部は、特にウクライナ北部で開いた戦線の多くから戦略的に撤退し、戦力を再整備しなければならないことを認識していた。
現在、ロシア軍はロシアと分離主義者が占領するウクライナ東部の軍を適切に集結させ、ロシアが完全にドネツクとルハンスクの2つの分離主義共和国に属すると主張する係争中のドンバス地方を占領するための攻勢を開始しつつある。
「この作戦（ウクライナ東部）のもう一つの段階が始まっており、この特別作戦全体の非常に重要な瞬間になると確信している」と、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は4月19日（火）、述べた。
ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領を含むウクライナ政府関係者でさえ、この長く恐れられていた、ウクライナ東部全域を占領するための本格的な地上戦が始まったことを認めている。
関係者は、ロシア軍が全長300マイル以上の広い前線に沿って一貫してウクライナの陣地を攻撃していることを指摘した。
「ロシア軍は、長い間準備してきたドンバスの戦いを開始した」と、ゼレンスキーは4月19日（火曜日）の夜間放送で語った。「ロシア軍の大部分はこの攻勢に集中しています。」
「今朝、ドネツク、ルハンスク、ハリコフ州のほぼ全戦線に沿って、占領軍は我々の防衛を突破しようとした」と国家安全保障・防衛評議会のオレクシー・ダニロフ書記は述べた。
米国とNATOは、ウクライナにさらに多くの軍事物資を提供することを急いでいる。
ウクライナ軍の状況がますます悲惨になるにつれ、米国と北大西洋条約機構（NATO）の同盟国を中心とする西側諸国は、ウクライナに対して、特に長距離砲システム、戦車、広域防空システム、戦闘機などの軍備や重火器をより多く提供することを急いでいる。
しかし、米国とその同盟国は、ジャベリンやNLAW対戦車ミサイル、スティンガー対空ミサイルなどの軽量兵器のみを提供するという以前の方針とは対照的に、より重い兵器を提供してウクライナの要求に応え始めたところである。
「もし、戦争の最初の週に、今日のようなものを手に入れていたら、ウクライナやヨーロッパの自由のためにもっと役に立っていただろう」とゼレンスキーは言った。
「そして、我々のパートナーの一部が今後数週間のうちにウクライナに転送する予定のものを今入手すれば、何千何万という人々の命を救うのに役立つだろう。」
バイデン氏は、4月20日（水）、ウクライナにさらに多くの軍事物資を提供するために、すでに動いていると語った。
彼は、ウクライナへの軍事援助に、さらに8億ドルの税金を投入することまで考えている。これは、ロシアの侵攻が始まって以来、政権がウクライナへの軍事援助にすでに割り当てている26億ドル以上の税金に上乗せされることになる。
ホワイトハウスで行われた国防当局との会合で、バイデン氏は「武器と弾薬は毎日流れてきている」と述べた。
国防総省のジョン・カービー報道官によると、ウクライナ向けの武器や弾薬を満載した飛行機が毎日8機から10機、ヨーロッパ中の拠点に着陸し、そこから陸路でウクライナに運ばれている。
重砲を初めて搭載した荷物は、数日中にウクライナに到着する予定だ。この船荷には、155mm西部標準榴弾砲18基と砲弾4万発が含まれている。
カナダのジャスティン・トルドー首相も重砲の派遣を約束した。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ドイツがウクライナに対戦車・防空兵器と長距離砲システムを供給すると述べた。
英国のボリス・ジョンソン首相は、英国もウクライナに大砲を送る予定だと述べた。「これは大砲の紛争になるだろう。彼らはより多くの大砲でサポートする必要があり、それが我々が彼らに与えるものである」と彼は言った。
